プリンセスメゾン(1) (やわらかスピリッツ女子部) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  •  2巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     マンションモデルルーム巡りが趣味(?)の居酒屋バイト女子の話。行きつけの不動産屋の営業面々とだんだん友達関係になっていく。
     
     一人女の終(つい)の住処探しが主題(らしい)。
     地方住まいだと「なんでそんなにしてまで東京にこだわるのか?」がよく分かんないところがあるけど......

     女性・少女マンガにありがちな独白(心情吐露)がほとんどカットされており、むしろそれゆえにキャラたちの心情が分かりやすくなってて、とても読みやすい( ´ ▽ ` )ノ

     しかし、沼越(あんまり小さすぎて小学生にしか見えない)の素性を知っても決して彼女をバカにしない営業さんたち、えらいな( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2023/08/16
    #4436

  • 年度末の忙しさからようやく解放され、積読してあった池辺葵作品を読む。
    疲労感と眠気に抗いながら、この世界の住人になりたいと夢想する。。

  • 独特な空気の漫画。沼越さんが自分にぴったりのマンション買えるといいなあ。

  • 全6巻、読了。

  • 優しくて穏やかで誰もヨケーなことしなくてとてもすき!JAPANだしTOKYOだしHEISEIってかんじ。
    人生の終の棲家としてもマンションを探している幸には意地も狂気も錯乱もなくて、とにかく終始すごく幸せそうなところが最高に安らぐ。
    周りの人たちに理解されない時もあるけど「あの人いつもいる!どうせ冷やかし!」「彼氏とかいたことあるのかな?コワッ」って言われてる時も幸の落ち込んだ姿を描写することもなく、幸はいつも穏やかに楽しそうで非常に心が救われる。自分だけの大切なものが見つかったら周りの雑音なんか気にならなくなるんだろうな。
    最後の終わり方も上質な映画のようでうっとりする。夢心地で読めるのにウソもファンタジーもあまり無くて、幸の物語でありながら伊達さん目線で進んでいくところもすき。幸のプライバシーにもっとドカドカ踏み込む漫画だったら読みたくなかったと思う。距離を取って、まるで幸を取り巻く人々たちのように「がんばれ、がんばれ」って見守る事が出来てとても幸せ。

  • これから読む。

  • 1〜6 読了
    様々な女性の生き方があって、考え方があって、考えさせられる漫画だった。

  • これが有名になった当時。絵のタッチのゆるさに読み進められなかった。時が過ぎて5巻まで出てたから読んでみたの、2巻。話が進んでて、概要がよくわかって、それからはどんどん読めた。

    女性が家を買う。そんなことって考えたこともなかった。そんな発想は自分には無縁だと。珍しい視点がおもしろいし、未来に希望が持てそうな作品だから、しあわせ、分けてもらえる感じがする。周りのひとらも優しくて、羨ましいなぁって思った。

  • 面白かった! ドラマとほぼ設定一緒で淡々とした世界観も同じ。制約ある中で納得するものを探すのって大変だ〜(⌒-⌒; ) 売る方と買う方がお互い誠実に対応したら、いい結果が出るのかな? 出てほしいなー。

  • 独身女性がマンションを買うことはそんなに特別なことなのか?「努力すればできるかもしれないこと、できないって想像だけで決めつけて、やってみもせずに勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」主人公の沼越さんは親兄弟おらず希薄な親族関係のみの独身女性。マンションの内覧会では浮いてしまう普通のおばさん。彼女がなぜマンションを買おうとしてるのか。「大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手に届く目標です。家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから。」小さいながらに大きなパワーをひめた沼ちゃんにひっそりとエールを送りたい。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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