バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [DVD]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142105813
感想・レビュー・書評
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全盛期を過ぎた中年俳優の再起を掛けた挑戦に、魔法をかけてみせられた感じ。
どこか空想めいたシーンをちりばめた事でファンタジックでシュールなタッチが特徴的な作風だった。
舞台での演技に最善を尽くす主人公(かつての英雄・バードマン)は誠心誠意頑張って(いるつもり)だか、もがけばもがくほど周囲から孤立していくのだ。家庭でもダメのレッテルを貼られ、プライドも底を尽き掛けた時、過去の自分=バードマンが現れ自身を鼓舞するのが主題の様だ。話の筋としては「人生のリベンジ」って意味でよく取り上げられるテーマだし、そこの所は過去の成功体験による浮き沈みを味わっている最中のトラウマを最新CGで鮮やかに見せた位で、特質して面白いか?と言われるとそうでもない。
本作はアカデミー賞の賞レースには勝った方だが、個人的にはイマイチ。 -
〜2015
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自分はもっと何かになれるはずだったと思う。リーガンはその何かを少し味わったことがあるので、喪失感が凄いのだろう。アイアンマンをこき下ろしたりするの可笑しかったし。娘に指摘されて何も言えない。バードマンは過去のことだと自分でもわかっているから、足掻く。カーヴァー作品を舞台劇にした理由もまぁ陳腐だけれど、そこもいい。超能力のようなものや、幻聴は精神世界をあらわしていると思った。観念的なのが苦手な人は無理かも、この映画。ワタシはとても気に入った。これから、何度も何度もみることになりそう。しかし、鼻の形がかわると全く別人ね。最後のシーンについてはもっと色んな風に考えられそう。ワタシはリーガンは死んでいないと思う。
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訳のわからない映画だった。一体どっからどこまでが幻覚なんだろう。と思ってまた見たら最初から宙に浮いていた。フィクションでそれを言っちゃおしまいよってやつなのかなー。
愛されたい、認められたいの欲求が強すぎで、あまり感情移入できない。最後、黒のバードマンとの対比を顕著に意識した白の仮面を剥ぎ、バードマンの影響なしに空を飛ぶという狙いは分かるんだけど、そこに希望を感じることはなかった。ただそれだけ。
批評家受けが良くてのオスカーなんだろうか。大衆映画とは言えない。この映画が好きな自分が好きタイプ。
カメラワークは面白かった。ドラムの効果音も含めてスタイリッシュな映像がこの映画の世界観を作っているんだと思う。でもぐいぐい引き込まれることはなかった。単純に相性の問題と思うけど。
エドワードノートンってやっぱりいい役者だなーと思った。 -
素晴らしい映画だった
全編通してカメラの動きとドラムの音がずーっと臨場感出してて
超能力、達観、幼稚、エゴ、無知、栄光すべてしっくり理解できた
久しぶりに揺さぶられる映画みた -
2回観ても面白い