「学力」の経済学 [Kindle]

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著者 : 中室牧子
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年6月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (139ページ)

「学力」の経済学の感想・レビュー・書評

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  • 子供が徐々に長じてきたので、学力について学びたくてKindleセールで購入。子供の学力の向上について親はどのようにしていくのが学術的には効果があるのかということが半分、国内の教育に関する政策がいかに非科学的であるか、海外ではどのように研究がなされているかぎ半分といった感じである。ある特殊な一例を取り上げた本を読んで、ふむふむと思っていた私にはビクッとさせられるものもあったが、それはそれでヒントになるものだったので、この本ほどは否定しない。

  • 一時期とても売れた中室先生の本、読了。実験によるEvidenceに基づいた学力への示唆はとても興味深い。未就学児の非認知能力向上の重要性について理解するとともに、自身の子どもへの教育も、色々と考えてしまう。

  • 外国人の子供を表紙に持ってくる本はクソという法則があるが、この本は貴重な例外のようだ。個人の経験や感覚ではなく、徹底してエビデンスを元に話が展開される。言うなれば「ヤバい教育学」である。

    この本を読んでいると、文部科学省は教育のことをぜんぜんわかっていないように思えてくる。おそらく雰囲気で政策を決めているのだろう。

  • 成績の芳しくない学生が、試験前に祖母が亡くなる可能性が数値で示されるという冒頭のつかみから、一気に読者の関心をもっていく構成であった。 「インプットとアウトプットのどちらに報酬を与えるべきか?」から、「日本の教育制度をどう改善したらよいのか?」という視点まで、著者の明確な立場がデータとともに論理展開されており、非常に読み進めやすい本。 子どもがいる方も、子どもがいない方にも、一度ぐらいは読んでおいて欲しい内容である。

  • 教育、特に学力の向上について、統計的な示唆を教えてくれる。

    主な示唆はすでにテレビなどで紹介されていたので、2016年末のいま読むと新鮮さはうすかった。

    学力の向上だけが幸せな人生に必要というわけではないはずなので、あくまでも大切な一要素についての書籍と思わないといけない。

  • 正しいエビデンスに基づいて,教育について述べた本.個人的には,幼児教育の重要性や重要な非認知能力が非常に参考になった.後半の,エビデンスに基づかない日本の教育政策や,教育に関する研究環境の貧弱さに対する筆者の叫びには,何とか応えられないものだろうか?

  • 「ー」

    データに基づいた分析。
    素晴らしい本だった。

    教育に関して誰でもなんらかの意見を持っている。
    インプットに褒美を与えるのがよい。
    褒美は勉強への内的動機を減少させない。
    学力の低さは伝播するが、逆はない。
    幼児教育への投資が最も効果的である。
    教員によって人生は決まる。

  • 年を取って、ブルデューのいうハビトゥスがとても気になっています。文化資本の再分配は可能なのか、効果的な教育への投資のあり方はどういうものか、そういうことに興味がある方にデータを提供する本でした。ささっと読めるのでオススメ。

  • エビデンスの大切さを改めて教えてくれる一冊。
    教育って、特にエビデンスを取ることと、そもそもその必要性を実感するのが難しい領域なのかもしれない。インプットとアウトプットの因果関係を明らかにするのが、要素としても時間軸にしても難しいし、誰もが一度は当事者になっているだけにその人なりの考えをそれなりに持っていることも多い。

    アメリカの政策がどうこうではないけど、小さく試してみて検証して、うまくいけば広げる、いかなかったらやめる、というやり方は、日本でも平等主義を徹底することより優先して進められたら良いんじゃなかろうか。

    データを取ること、それを検証すること、そしてその進め方や考え方についても分かりやすく書かれているので、それ自体もすごく勉強になった。

  • 塾講師のバイトに没頭した経済学科出身者としては、「教育経済学」なる分野が当時もう少し発展してくれてたら、人生変わったかもなあ、としみじみ。あれから社会人経験を20年以上積んだ身には結構当たり前のことしか書いてないように映るも、「エビデンス」なき教育論は企業内人材育成論同様「一億総評論家」の言いたい放題、であることもまた、腑に落ちる。国際的視点(とウィット)を持った日本人が日本を題材にした点だけでも、貴重な良書。

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