ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書) [Kindle]

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著者 : 石田勇治
  • 講談社 (2015年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  •  ヒトラーと言えば独裁者、悪い政治家の代名詞であり、ナチと言えば悪い政治体制の代名詞となっている。その原因はホロコーストつまりユダヤ人等の大量虐殺であるが、そもそもホロコーストはどのように始まったのか、そしてユダヤ人でないドイツ人はどうしてナチを止められなかったかのか。そのあたりの経緯についてきちんと学びたいと思って本書を読んでみた。

     正直、読んでいて恐ろしくなった。ホロコーストも恐ろしいが、ヒトラーが独裁者になるまでの手口も同じくらい恐ろしい。国民の多くが無知蒙昧で教育も受けていないような国ならいざ知らず、20世紀のドイツという先進国でこんなことが起きるとは。知性や良心がいかに無力なものかと悲しくなる。

     しばしばナチは選挙で政権を取ったと言われる。確かに選挙でも勝ってはいるが圧倒的というわけでもなく、実際はかなり暴力や不公正な手段を駆使して政敵を潰して権力を獲得したものだ。正当な選挙で市民の支持を得たとは言い難い。それでも一度流れができてしまえば、抗うことはできなくなるのだろう。

     昔のことであり、彼らが使った手法が現代の日本や先進国で通用するとは思えない。しかし、時代が違うとは言っても100年も経っておらず、何かのきっかけで世相が逆戻りすることはあり得なくもないだろう。特にここ数年は日本でもアメリカでもヨーロッパでもポピュリストが強い支持を集めている政治状況があり、もしやという気がしないでもない。

  • 170302読書開始
    170814再読了

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