外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常 (祥伝社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • いろんな種類のイケメンにモテて、本人もいわゆるハイスペックだけど主人公はそんなこと構わず気づかずオタ活にいそしむ。これは、いわゆる「なろう系」というジャンルなのかな?
    2ちゃんねるの腐女子の合宿所スレを、友達とキャッキャ言いながら怖面白い読み物として楽しんでたなーと懐かしくなりました。当時の腐女子さんは、現実の人間をネタにするのをナマモノと読んですごく気遣っていた記憶があるので、この小説の人たちのノリはちょっと違和感があった。本人バレなんて絶対NGだったと思う。

    ちょっと現実味に欠けてて苦手かもーと思って読み進めたけど、たまに出てくる仕事の人間関係の描写はリアルで興味深く、そこを掘り下げて読みたい感じだった。あと、なんでも持ってると僻まれる主人公たちもそれぞれが苦労や努力をしてきて今があるんだけど、わかってもらえないっていうエピソードは好きだった。

  • 設定と説明を積み重ねて話を進めていくスタイルは嫌いじゃない。

  • 痛快。
    途中何度も笑いました。
    ハセガワノブコ嬢は仕事もできるし、見た目も結構美人なのでしょう。
    オタクの集合するお宅も服もセンスいいはず。
    そういうのを当然としながらも本人はマンガやアニメしか見ていないという。
    オタク界隈の登場人物もみんな人としては一流。
    そんなみんなの楽しい日常。
    好きなものがあるっていいよね。

    結構少女マンガ的な展開ですがそれでいいです。
    この本読んで暗くなりなくない。
    ただ男(オタク友達)はきっちり描写されてるけど
    女性陣(特に会社の同僚)はほとんど描写がなく
    区別がつきにくく、そこだけは読みづらかったかな

  • 本人もかっこいいけど、周りのオタクもかっこいい。見た目じゃなくて(見た目かっこいいのも出てくるけど)中身が。なんかえらいのんも出てくるけど(押し掛け厨って思わず調べてしまったわ)。
    オタク要素だけでなく、仕事や結婚、働く女子ならではの要素が盛り込まれているのもおもしろい。
    ノブは人が羨むものをたくさん持っているけれど、それは自分が選んだものではなく、自分が置かれた環境と、その環境から理想を得るために努力した結果についてきたもの。環境は選べないけれど、そこについてきたものはノブの財産。
    なんにせよ、大好きなものがあるって本当に人生を豊かにしてくれるというのがよくわかります。

  • 腐女子の話なはずだけど、完全リア充なのでイライラ。
    設定都合よすぎ、爆散。

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著者プロフィール

横浜市出身。服飾デザインを学び、イタリアンブランドでプレスを担当、その後も外資系企業勤務経験を豊富に持つ。『外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常』で作家デビュー。

「2018年 『外資のオキテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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