仙台ぐらし (集英社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 集英社
3.53
  • (4)
  • (21)
  • (12)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (205ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タクシーが多すぎる、映画化が多すぎる、仙台を舞台に作家伊坂幸太郎の毎日を書くエッセイ。3.11が起こった時や起こった後のスーパーでの親子の会話にクスリとしてしまう洒脱な文は健在だ。
     文庫版には特別収録の短編『ブックモビール』も収録。フィクション、ノンフィクションが混じり合った不思議な作品。

  • 基本的にはエッセイのため、単語自体は平易な言葉だったが、読んでいても頭に内容が入ってきにくかった。おそらく相性の問題だとは思うが。

  • 仙台の出版社に寄贈した伊坂幸太郎のエッセー集。
    東日本大震災に関しての思いや、被災地を舞台にした小説も寄せられている。
    軽妙で読みやすい文体は心地よい。

  • 伊坂幸太郎が描く、仙台での日常生活。居心地の良いカフェやファミレスで執筆をする姿や、東日本大震災への思い等、作家のリアルが垣間見えます、★四つであります。

  • 峩々温泉で仙人と出会うはなし、ちょうどこの本を買った日に峩々温泉に行ったのですが、描写がリアルでその通りでした。また温泉に行きたくなる。

  • 2021/6/2 Amazonより594円でDL購入。
    2021/6/5〜6/8

    伊坂さんのエッセイシリーズ第2弾。雑誌「仙台学」に2005年から2012年に連載されたもの。この期間というと、東日本大震災の期間であるが、被災当時の率直な心情が描かれていてとても興味深い。

  • 伊坂幸太郎さんにエッセイのイメージがなく、
    たまたま本屋で平積みになっているのを見かけ購入。
    題名の通り、日々の暮らしの話。
    エッセイというと勝手に読んで笑えるものというイメージを抱いていたが、この本はそうではなかった。

  • 多すぎる。一体何が。なるほど。
    タイトルから惹かれるエッセイだった。
    最後のエッセイ風小説は流石の一言。伊坂ワールド全開だった。

  • ブックモビール、良かったと思う

  • あっさりと震災の状況を記していますが、きっと言葉にできないくらい苦痛だと思います。それを含めて「ブックモビール」の内容が秀逸になるんだと感じます。

  • エッセイなのか創作なのかわからないけど、とにかく心配性なんだなぁと思った

  • 2015/7/13Kindle版読了。

    久しぶりの伊坂幸太郎。
    好きな作家なので、エッセイ?と、ちょっといつもとはまた違った期待をして、読み始めた。

    う〜ん。。
    でも、かなりあっさり。

    伊坂さんの、とっても心配性なところとか、仙台在住ならではの、震災のことも含めたものの感じ方、考え方などは、興味深く読めたけれど、
    それだけでは、やはり物足りなく感じてしまう。
    文庫本ならではの、「おまけ」もあるのだけれど。

    まぁ、「エッセイ」だから、こんなものなのかな。

  • 前半は本当に何気ない内容なのだけれど、この作者が書くと自然に自分の顔が笑っているのがわかるような、楽しい内容になっている。
    後半は震災後の話で雰囲気が変わっている。書きにくい内容もたくさんあるのだろうなと思う。

全17件中 1 - 17件を表示

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

伊坂幸太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×