毒見師イレーナ (ハーパーBOOKS) [Kindle]

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制作 : 渡辺 由佳里 
  • ハーパーコリンズ・ジャパン (2015年7月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (320ページ)

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毒見師イレーナ (ハーパーBOOKS)の感想・レビュー・書評

  • 久しぶりに面白いファンタジー。剣と魔法の要素もあり、シリーズみたいなので期待大。世界観も分かりやすく用語も平易。、訳も良い。

  •  失礼ながらあまり期待はしていなかったのに、何これ、面白い!読んでいても続きが気になる気になる。子供向けに見えますが、大人女子が読んでもイケます。
     ファンタジーではありますが、ラブロマンスです。

  •  19才の少女が人を殺し死刑囚となり、死刑になるか、毒見役になるかの選択を迫られる……という物語。
     序盤の陰鬱感というか緊迫感はものすごくわくわくするのだが、終盤になってくると「まさかロマンス小説!」ってなったのが一番の驚きだった。

     イヤ別に面白いのだけれども、最後に愛を持ってくればいいよね的なのは若干分からない。それは私が恋愛脳じゃないからかもしれない。

  • ブクログの献本企画で頂いたものです。
    非常に面白かったです。
    翻訳物ということで、いつもどおり読みにくいのかなと思っていたら、そんなことは全くなく非常に読みやすかったです。
    最近革命で王制を倒し軍事政権となった国が舞台です。
    男女平等や規律に厳しく、そして自由が無い国です。
    そこでは、殺人はどんな理由があろうとも、死刑になることになっています。
    とある事情で人を殺してしまった主人公のイレーナが最高司令官の毒味役になるところからスタートします。
    一応、ファンタジーものなので、魔術があったり、軍隊システムが中世的になっています。
    もっとも、魔術は主人公の国では禁止になっていて、死刑になるのですが。
    イレーナは知恵と持っていた才能を駆使して、数々の苦難を乗り越えていきます。
    一般的なファンタジーとはちょっと趣が違い、モンスターや派手な魔法はありませんが、結構なアクションや中世的雰囲気は満載です。
    洋物の特徴なのか、一応ラブシーンもあります。
    しかし、ホント面白かったです。
    先にも書いたように翻訳物ということで、ちょっと引いていたのですが、のめり込んでしまいました。
    この作者の作品はまだ多数あるようなので、同じように読みやすく翻訳されることを期待したいです。
    なんせ、これは三部作のうちの第1話に値するものだし、その三部作の続きも存在するのですから。

  • 翻訳を担当された渡辺さんのファンなので、発売日早々にKindleで購入。
    その前に発売された無料お試し本は当然ゲット済みで、続きが読みたくてたまらなかったのも、もちろんある。これ、上手い手だよね、やられたね。(満面の笑み)

    期待以上の内容で、ページをめくる手が全く止まらなかったよ。
    最初のイレーナの悲惨な様子に胸を痛めていたけれど、彼女の底力を知るにつれて、同情は急速な右肩上がりのカーブで応援に変わったね。ハラハラ・ドキドキの連続で、その分、彼女が掴んだ光を見た時には、涙がにじんでしまったり。
    最後はああなったけど、三部作と聞いているから、不安はない。絶対ハッピーエンドだと信じてる。
    ということで、次作が待ち遠しくてたまらない。だったら原書を読め、ってなもんなんだけどね……

  • ファンタジーで、かつ毒見師が主役という稀なストーリー。とても読みやすいし、話もテンポよく進んでいくのがGood。振り返ってみるとよくあるストーリーというかパターンなんだけども、面白かったので星4つで!

    続編があって3部作らしいのでそれも読んでみたいかな。

  • “毒見師”というタイトルに大いに惹かれた。それだけの理由で読んだといっても過言ではない。読む前はあらすじをほとんど把握していなく、物語の設定だけで「きっと面白い」と確信もした。物語の舞台は架空の国のファンタジーで、ミステリーかなと思っていた私にとっては読み始めた時は違和感があった。元々ファンタジーはあまり読まないので、「失敗したか」と後悔しかけたが、物語の世界の設定がそれほどファンタジーではないので、自分にとっては新鮮に捉えることができた。一種の冒険小説として読んだ。そもそも物語自体が面白かったのは言うまでもない。

  • ヒロインが死刑囚から毒見師になって…という掴みに惹かれて読んでみた。そんな職業?と思うが、考えてみれば日本も昔は殿様の毒見係もいたわけだし。
    話の舞台は「ロード・オブ・リングス」などに描かれる、中世をベースにしたようなソード&マジックの世界。そこに微妙に「ダイバージェント」や「メイズランナー」のような世界観もスパイスとして盛り込まれている。
    毒見師となり、死刑を回避できたヒロインが色々な人と出会う中で国家間の陰謀に巻き込まれながらもタフに成長していく姿が描かれる。
    ただ、比較的シリアスな物語ながらヒロインのキャラがどこかユーモラスに描かれ、これだけ悲惨な目にあいながらもそれを自ら軽く受け流し前向きに生きるキャラが魅力的。
    話もしっかりと練ってあって、適度に描きこまれる世界観と共に退屈することが無くラストまで読めた。
    ヒロインのロマンスもあまり嫌味ではないので、男性が読んでいても退屈しないのでは?
    3部作らしいので次の展開に期待。

  • 死刑囚の少女が、処刑されるかわりに国の最高司令官の毒味役になる物語。
    死におびえるだけだったイレーナが強く、賢く成長していきます。
    イレーナの凄惨な過去も次第に明らかになっていき、さらに彼女の潜在能力も発揮されます。
    魔法、格闘、友情、恋愛、いろんな要素がぎゅっとつまったお話。
    毒に関する説明が興味深いです。まさにPoison Study(原題)。

  • 表紙の絵でちょっととっつきにくいイメージでしたが、中身は違いました。
    最強の双子もかっこよかった1

  • 「毒味師イレーナ」
    それは少女が生きるための、ただ1つの手段。


    本書「Poison Study」は、2005年に出版された異世界ファンタジー小説です。訳者が出会ったのは、2008年、当時高校生だった娘と友人達に「胸がどきどきするようなファンタジーを探しておいて」と言われ、探しておいたのはこの「Posion Study」です。毒味役という設定に興味を持ち、想像以上に面白く、娘達に勧めたという流れです。確かに、読んでみると面白い。


    舞台は、異世界にあるイクシアと呼ばれる国家。かつては王族が支配する国だった地は、叛乱によって王族が退けられ、最高司令官と呼ばれる人物を頂点とする軍事独裁政権によって支配されている。イクシアには、敵国シティアが存在し、両国の政治も全く異なる。そんな異世界。


    物語は、軍事政権を支える将軍”ブラゼル”の息子を殺害した罪で処刑を待つ少女イレーナが、謎めいた防衛長官ヴァレクから、死刑か毒味師になるかという究極の選択を迫られるシーンから始まる。イレーナは、いつ死ぬかわからない恐怖と戦うことになっても、1日でも長く生き延びるチャンスがある毒味師への道を選ぶ。ヴァレクの厳しい指導を受けながら、少しずつ毒味師の仕事に慣れていくイレーナ。しかし、イレーナは毒味師として成長していくと同時に、イクシア領内にうごめく謎めいた陰謀に巻き込まれていく。


    本書のユニークな点は色々あります。例えば、イクシアとシティアの政治的な違い。軍事国家イクシアは、節制が徹底され、モラルに厳しい。平等社会であり男女同権も進んでいるが、音楽や芸術が厭われ、個人の選ぶ権利は限られている。一方、シティアは、芸術や食べ物を愛する文化があり、今のイクシアでは食べれないものも多い。そして、両国の決定的な違いは、魔術師がいるかいないかである。イクシアでは、魔術師は疎まれる存在だが、シティアは魔術師が牛耳る。この魔術師の存在が、重要なキーとなっています。イクシアにとってはもちろん、ヴァレクとイレーナにとっても非常に意味のある存在です。


    もちろん、毒味師という設定も絶賛ユニークポイントです。様々な毒が出て来るのですが、この毒味師をただの最高司令官の食事の毒味をするというだけの役で終わらせていないところが、また、本書を一層面白くしていますね。


    とはいえ、一番はイレーナであることは間違いないです。異世界ファンタジーの主人公というと、剣士や騎士で、適をばっさばっさ切り倒し、時には魔法も唱えてしまうそんな強いものをイメージするかと思います。しかし、そのイメージとイレーナは全く正反対の存在です。イレーナは、イクシアでの壮絶な過去を抱え、死刑囚となった身。剣士や騎士のような逞しい肉体を持っている訳でも、魔法を使う訳でもない。


    そんなイレーナが、意志の強さ、考える力、そして前向きな性格を以て、様々な恐怖を乗り越えていきます。精神的に強い、自立したヒロイン、それがイレーナなのです。そんなイレーナが、徐々に1つ1つ強さを磨いていき、仲間も増やし、本当に強くなっていくところが、大きな見どころであり、魅力です。


    因みに、仲間の中で一押しは、アーリですね!訳者の娘さん達は、圧倒的にヴァレクが好きみたいですが、アーリの方が、響きますw


    物語は、イレーナが遂にシティアに帰還するところで終わります。さて、どんな展開になるのか。ヴァレクは登場するのか、非常に楽しみです。

  • 途中から予想と全く違う展開となり、それなりに楽しめましたが、期待していたものとは違って若干がっかりしました。

  • 将軍の息子を殺し、死刑囚となったイレーナ。
    「最高司令官の毒見役になるならば解放しよう」という提案を受け、なんとか命はつないだものの、毒見の訓練、将軍の報復、いつ死ぬとも知れない過酷な日々が始まった。

    毒見で死ぬか?報復で死ぬか?いっそ自ら死を選ぶか?
    過酷な状況、それでも今自分は何をすべきで何ができるのかを頭をフル回転して、行動する。主人公がタフでチャレンジャーで面白い。

    ヴァレクとイレーナの教官と毒見役という関係から、徐々に縮まる距離感も見どころ。
    ヴァレクがとにかく有能で無敵じゃないかというぐらい強くてかっこいい。
    女の子に振り回されるおっさんっていう図もまたいい!
    (イレーナは二十歳だから犯罪ではない)

    陰謀あり、戦いあり、ロマンスありで結構な読み応え。(ページ数も500越え)
    苦い、辛い展開が続いての、突然くる甘さに胸がたぎりました。

  • 結構厚みもあり読み応えがあった。
    早く読み終わって終わりを知りたいという気持ちともっと読んでいたい気持ちがせめぎあった。
    死刑囚のイレーナ。死刑か毒見師として生きるかの2択から毒見師として少しでも長く生きられる方法を選んだ。
    厳しい状況の中けっしてあきらめない姿に読んでいて勇気をもらった。

  • 殺人罪で絞首刑になるイレーナに毒見師として、生きるチャンスが与えられるところから始まります。
    遅行性の毒を与えられ、数日おきに解毒剤を飲まないと苦しみながら死ぬことになるので逃亡は出来ません。

    殺した男の父親に常に命を狙われ、陰謀や策略にも巻き込まれていきます。その中で毒見師に任命した暗殺者であり最高司令官の右腕であるヴァレクとの駆け引きが面白かった。

    お前などいつでも殺せるという態度でいながら、時々見せる優しさ。味方なのか敵なのか思惑がわからないミステリアスなヴァレクにイレーナも惹かれてはいけないと思いつつも、深みにはまっていくのもうなずける展開です。頭が良くて暗殺者で強くて顔もイケてて意地悪を言ってくるのに優しい。。罪な男!

    毒見師は拘束されているわけではないので、自由に歩き回り自分で自由になる運命を切り開いていこうとするイレーナに好感がもてます。次から次へと難題が起きるので休憩が難しく一気に読みました。

    ファンタジーですが、長い世界設定描写もなく普通に読み進められますので苦手な人にもおすすめ出来ます。

    イレーナの過去が凄惨なのでライトではないんですが、文章の読みやすさはライトノベルのような読後感でした。難しい漢字単語が出てこないからかもしれませんw

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