毒見師イレーナ イレーナシリーズ (ハーパーBOOKS) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに面白いファンタジー。剣と魔法の要素もあり、シリーズみたいなので期待大。世界観も分かりやすく用語も平易。、訳も良い。

  •  失礼ながらあまり期待はしていなかったのに、何これ、面白い!読んでいても続きが気になる気になる。子供向けに見えますが、大人女子が読んでもイケます。
     ファンタジーではありますが、ラブロマンスです。

  •  19才の少女が人を殺し死刑囚となり、死刑になるか、毒見役になるかの選択を迫られる……という物語。
     序盤の陰鬱感というか緊迫感はものすごくわくわくするのだが、終盤になってくると「まさかロマンス小説!」ってなったのが一番の驚きだった。

     イヤ別に面白いのだけれども、最後に愛を持ってくればいいよね的なのは若干分からない。それは私が恋愛脳じゃないからかもしれない。

  • ブクログの献本企画で頂いたものです。
    非常に面白かったです。
    翻訳物ということで、いつもどおり読みにくいのかなと思っていたら、そんなことは全くなく非常に読みやすかったです。
    最近革命で王制を倒し軍事政権となった国が舞台です。
    男女平等や規律に厳しく、そして自由が無い国です。
    そこでは、殺人はどんな理由があろうとも、死刑になることになっています。
    とある事情で人を殺してしまった主人公のイレーナが最高司令官の毒味役になるところからスタートします。
    一応、ファンタジーものなので、魔術があったり、軍隊システムが中世的になっています。
    もっとも、魔術は主人公の国では禁止になっていて、死刑になるのですが。
    イレーナは知恵と持っていた才能を駆使して、数々の苦難を乗り越えていきます。
    一般的なファンタジーとはちょっと趣が違い、モンスターや派手な魔法はありませんが、結構なアクションや中世的雰囲気は満載です。
    洋物の特徴なのか、一応ラブシーンもあります。
    しかし、ホント面白かったです。
    先にも書いたように翻訳物ということで、ちょっと引いていたのですが、のめり込んでしまいました。
    この作者の作品はまだ多数あるようなので、同じように読みやすく翻訳されることを期待したいです。
    なんせ、これは三部作のうちの第1話に値するものだし、その三部作の続きも存在するのですから。

  • 翻訳を担当された渡辺さんのファンなので、発売日早々にKindleで購入。
    その前に発売された無料お試し本は当然ゲット済みで、続きが読みたくてたまらなかったのも、もちろんある。これ、上手い手だよね、やられたね。(満面の笑み)

    期待以上の内容で、ページをめくる手が全く止まらなかったよ。
    最初のイレーナの悲惨な様子に胸を痛めていたけれど、彼女の底力を知るにつれて、同情は急速な右肩上がりのカーブで応援に変わったね。ハラハラ・ドキドキの連続で、その分、彼女が掴んだ光を見た時には、涙がにじんでしまったり。
    最後はああなったけど、三部作と聞いているから、不安はない。絶対ハッピーエンドだと信じてる。
    ということで、次作が待ち遠しくてたまらない。だったら原書を読め、ってなもんなんだけどね……

  • 好き
    こういうファンタジーもたまには良いなと思った。この本読んで続編見たけど話の内容変わりすぎたのはちょっと残念だった

  • 単なる恋愛ファンタジーに収まらない名作。嫌な奴もいっぱい出てくるが、それでも生きようとする主人公がカッコイイ。正直ヴァレクがなぜイレーナを好きになったのか分からなかったけど、思いが通じてからは甘々なのも良き。

  • 一冊目が一番面白い。
    だんだんご都合主義なストーリー展開になって残念だった。

  •  死刑囚としての立場から逃れるためには、権力者のお抱え毒見師になるしかない・・・そのための訓練も厳しく、何度も死にそうになる主人公。おまけに、魔術がご法度の国で、どうやら魔力が使える兆候が・・・?ヤバい、絶対にバレるわけにはいかない!という三重苦、四重苦を楽しめます。
     かなり苦しい展開ですが、主人公のイレーナちゃんがかなりたくましい性格なので、陰鬱な気持ちになりすぎずに読むことができました。誰が裏切りものなのか。誰を信じればいいのか。一歩間違えば破滅の緊張感に、ドキドキさせられます。

  • 将軍の息子を殺してしまったイレーナは、即刻絞首刑になるか、それとも最高司令官の毒見役をするかの決定を迫られていた。少しでも生き延びるために毒見役を選んだイレーナは、連日毒見の練習をさせられていた。毒見で失敗をすれば自身が毒で死んでしまう過酷な役だ。そんな日々でも身の回りの人と少しづつ関係を作っていったが。

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