応天の門 3巻: バンチコミックス [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 16
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感想・レビュー・書評

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  • 兄上の死の真相は思ってたよりあっさり明かされた。というか、道真が優秀すぎて、すぐに真相にたどり着いてしまうのね。
    真相を知ったあとに、何もかもが嫌になって出奔してしまったけど。出家でなくて良かった。

    帝はすごくいい子なのに、周囲の殿上人たちが地獄を作り出していてつらい。
    帝の母君を薬漬けにしているの?

    伊勢物語に、通っていた姫君のところの女房に手を付けた話は無かったような、と思いググってみたけれど、やはり見当たらず。
    でも在原業平ならやってそう。

    菅原道真の許嫁の宣来子初登場。
    菅原道真に愛らしさをつけ足したような可愛らしい姫君だ。
    そして相手が女性であればとりあえず口説いてみる在原業平…

    宜来子は道真が九州に流されたあとも京に留まったけれど、その後東北へ落ち延び、吉祥女と名乗り余生を過ごしたそう。

  • 続きが…続きが気になる…

著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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