パレードへようこそ [DVD]

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監督 : マシュー・ウォーチャス 
出演 : ビル・ナイ  イメルダ・スタウントン  アンドリュー・スコット  ジョージ・マッケイ  ベン・シュネッツァー 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2015年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111248749

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パレードへようこそ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • サッチャー政権によって20ヶ月も炭鉱の閉鎖が決まり、それに抗議する炭鉱夫のストライキは4ヶ月目に入ろうとしていた。ロンドンに暮らすゲイのマークはそのニュースを見て彼らを支援しようとゲイの仲間たちと支援組織を立ち上げ募金活動を行う。そして集まった寄付金を送ろうと全国炭鉱労働組合に連絡するがゲイということだけで門前払いをされてしまいます。不況に苦しむウェールズの炭鉱労働者たちと彼らの支援に立ち上がった同性愛グループが偏見や衝突を乗り越え固い絆で結ばれていきます。サッチャー政権下の英国で実際にあった実話を映画化した作品です。突飛な物語にキャラが魅力的でザ・スミスなど当時のヒット曲も楽しめました。笑える場面は少なくちょっとキモいシーンもありましたがそれなりに楽しんで観ることが出来た映画でした。

  • まさしくイギリスらしい秀作といった感じです。史実をなぞるとすこしつまんなくなるものも多くありますが、こちらは登場人物たちが一人一人いい味出していてすごく魅力的に描かれてきます。

    簡単にいうとサッチャー首相政権下、抑圧された炭坑夫たちがストをおこしているのですが、同じくサッチャーに抑圧されているゲイ&レズビアン団体が妥当サッチャーの為に同じ敵を持つ炭坑夫たちのために戦おうと立ち上がるお話です。

    動機はあまり、しっくりきませんでしたが炭坑夫たちやその家族が同性愛者達を受け入れる派と嫌がる派にわかれて対決したりする小さなイザコザがあったり、同性愛者たちもそれぞれ色んな事を抱えたりするところをちゃんとリアルに描いてる。

    軸になるのは友情とプライド。

    同性愛者たちは、迫害されながらも彼らにはプライドがあるから差別されてもそれを跳ね返す力も、そして逆手に取って飛び跳ねてしまうようなパワフルさもある。

    そんなビクともしないプライドに満ちた彼らに影響されて彼らに対する温かい尊敬と友情が炭坑夫たちにも生まれてくるのだ。

    史実を元にしているので、とても丁寧に描かれているし、登場人物一人一人の小さな触れ合いが過度じゃない感じで温かい。

    ハリウッド映画が好きな人には少し地味にかんじるかもしれないけど、なんとなく晴れやかな気持ちになりたいときにおすすめ。

  • but what i'd really like to say to you is thank you
    because what you've given us is more than money, it's friendship
    when you're in a battle against an enemy so much bigger, so much stronger than you, but you find out you had a friend you never knew existed
    well, that's the best feeling in the world
    so thank you

    素晴らしい映画、何度でもみたい

  • 「映画天国」のLGBT特集にて。同性愛者と炭鉱労働者という、マイノリティ同志が手を結ぶという興味深いストーリー。まずは「フルモンティ」「ブラス!」「リトルダンサー」といった、イギリスの伝統的な不況系、炭鉱系映画の伝統を汲んでいるところが好感を持てます。

    同性愛者を最初に受けれたのは、「連帯」を主張しながら異分子を排除しようとする組合運動家ではなく、女性たちだったというのも興味深い。同性愛者のパレードに炭鉱労働者たちがやってくるエンディングは爽やかでした。

  • クライマックスに鳥肌が立つ。

  • サッチャー政権下のイギリスで、ストが長引き困窮する炭坑労働者たちを支援しようとする同性愛者グループとウェールズ奥地の炭鉱町の人々とが結ぶ友情を、実話をベースに描いたドラマ。

  •  84年のイギリス。ストを起こした炭鉱労働者に同性愛者団体が支援の手を差し伸べる。同じ活動家としてという思いは報われるのか。。。

     『フル・モンティ』や『リトル・ダンサー』など、サッチャー時代の炭鉱のストを描いた名作は多いが、これもその一本。
     コメディ色の強い映画なのかと思いきや、運動論的な映画だった。
     邦題の『パレードにようこそ』はなるほどこういうことだったのか! これ、実話なんだよねぇ。すごいなぁ。
     

  • 手を取り合うことの素晴らしさたるや。

  • なんか久々に心が温まるというか希望のもてる映画を観た気がする(よく考えると映画観ること自体が久しぶりだ)。
    性も職業も肌の色も宗教も病気や身体の違いも超えて、手を取り合うこと、サポートし合うこと。今、人類に必要なのはこれなんだよ、きっと。

  • 映画で頭が痛くなるほど泣いたのは久しぶり。

    原題は「PRIDE」。
    でも邦題もすごく良い。
    「パレードへ行こう」ではない所が担当者さん分かってらっしゃると思った。

    一番心に残ったシーンは
    ビル・ナイ演じる年老いた炭鉱夫が
    イメルダ・スタウトン演じる炭鉱労働組合仲間にゲイであることをカミングアウトするシーン。
    イメルダ・スタウトンに「知ってた」と返されて
    心底驚いた表情のビル・ナイに笑ってしまった。
    そして、随分前から知っていたというイメルダの台詞に泣いてしまった。
    カミングアウト前後も変わらずに続くサンドイッチ作りに
    この映画の希望が全て詰まっていると思った。

    アンドリュー・スコット演じるゲイの彼氏は
    最初は厄介な人物のような描写があったのに、
    活動に参加する姿は好人物で不思議に思っていたら
    終盤のエイズのカミングアウトにまた涙。

    登場人物が多くイベントも多いので個々の人物描写は少し希薄。
    でも、それぞれの登場人物の表情が雄弁に語ってくれた。

  • 泣くって分かってて泣くのは
    なんだか悔しいけど
    人が動いて、動かされるものや瞬間や結果を
    きちんと作品として昇華されると
    やはり映画になるのです。

  • ギャラクシー銀河系で見た。

    まず、シャーロックに出てる人に気づいてテンション上がった。この人、いいなぁ。アンドリュー・スコット。主演作探そう。

    これからどうするかを探す時に、それまで積み重ねてきた歴史から答えを導く姿が最高。

  • 1984年のイギリス、ゲイパレードに参加した隠れゲイのジョーは、LGSM(炭鉱夫支援同性愛者の会)に参加することになる。マーク・アシュトンが昔の自分たちのように政府や警察に迫害されている、炭鉱閉鎖に反対しストで戦っている炭鉱労働者を支援するために募金をしようと声を上げたのだ。

    炭鉱労働組合はどこもゲイ達からの支援を恥じ、支援に応じなかったので、直接ウェールズの炭鉱町に電話すると、受け入れてもらえた。
    田舎町の人々は最初は戸惑うものの、彼らの格好良いダンスや支援に割とすぐ打ち解ける。一部、フォモフォビアな代表委員の裏切りにより、新聞に批判記事が出て、卑劣な採決が行われるまでは。
    サッチャー政権下で1年にも及ぶストを闘った彼らは、1985年のゲイ・プライド・パレードに参加してくれ、互いに助け合い、ゲイの権利法案も全国炭鉱労働組合の支持により、やっと可決される。
    ストには敗れるものの、互いの協力が歴史を作る様が描かれていて、素晴らしい。
    ビル・ナイとザ・スミスに惹かれて手に取ったけど、実話だというその連帯に胸が熱くなった。
    活動を始めたマークはエイズで亡くなった、ゲイの歴史も感じられる。
    寂れていく炭鉱町、産業革命を生み出し、日本を日露戦争勝利へ導いた石炭、世界中で炭鉱事故や閉山によって様々な歴史があったと思う。この映画はゲイレズビアンと連帯したというユニークさがとても面白い。
    主演はビル・ナイだけれど、女性達のたくましさやジョナサンやマーク、ゲシン、ステフが、彼らの活動に参加したことで大学に行き、のちに議員になる女性も素晴らしい。

  • 映画館で鑑賞。
    一人一人は力も弱くて、最初は不可能だと思っていたことも、助け合えばきっと実現できる。すごく胸が熱くなる、元気の出る映画だった。みんなをリードしていたマイク、ほんと頭切れるキャラだ。
    キャスティングも、ビル・ナイ、ドラマ「Sherlock」のアンドリュー・スコットやラッセル・トヴェイ、「ハリー・ポッター」のイメルダ・スタウントンなどなど、観たことある役者さんがちらほら。「ハリー・ポッター」であの役のイメージを持ってたものだから、イメルダ・スタウントンの、陽気で、でも胸のすくような強さをもった素敵なおばさんの演技がすごく気に入った。
    アンドリュー・スコットのちょっと影があって繊細な演技も素敵だったし、ビル・ナイとイメルダの2人のシーンでの芝居もすごく素敵だった…!

  • 請求記号:15D262(館内視聴のみ)

  • ゲイと炭鉱の町の人の話

  • 感動した。実話が元らしい。しんどい思いをしている人は他のしんどい思いをしてる人の気持ちがわかる。人に寄り添える人でありたい。

  • 「自分よりはるかに巨大な敵と闘っているときに
    、どこかで見知らぬ友が応援してると知るのは最高の気分です」
    映画が始まって30分ぐらいに、映画の肝というよなセリフで心が揺さぶられ、最後までずーーーーと引き込まれた。

    ホームパーティーでスミスの「What Difference Does It Make? 」が流れたり、エルトンジョンのポスターにゲイの相談窓口の電話番号を落書きしたりシーンにニヤリ。

    笑って泣ける素晴らしき人生賛歌。連帯よ、永遠なれ!

    劇場で観たかったなぁ。

  • 当時の背景がよくわかっていなかったので理解しきれない部分があった。
    仲間になってくれるおばあちゃん達に感動。

  • PRIDE
    2014年 イギリス 121分
    監督:マシュー・ウォーチャス
    出演:ビル・ナイ/イメルダ・スタウントン/アンドリュー・スコット/アドミニク・ウェスト
    http://www.cetera.co.jp/pride/

    1980年代サッチャー政権下のイギリス。炭鉱組合のストライキのニュースを見たゲイの青年マークは、政府や警察、新聞に叩かれる炭鉱の人々の姿にマイノリティとして共感、彼らへの支援組織(LGSM)を立ち上げて募金活動を開始する。同性愛者の同情なんかいらない!という組合がほとんどの中、唯一彼らの親切を受け入れたウェールズの小さな炭鉱町の人々と、LGSMの面々は友情を築いていく・・・。

    これが実話ベースだというのだから驚き。ストライキだの組合だの政治的背景はあっても全然難しい話じゃない。要は田舎町の素朴なおじちゃん、おばちゃん、そして若者たちまでが、ロンドンのとっぽいホモやレズの集団と、偏見をとっぱらって打ち解けてゆく人間愛の話。

    基本的にゲイの皆さんは陽気でポジティブ。英国だし、とりあえず皆さんスミスがお好き(笑)80年代なのでカルチャークラブで踊っちゃったりもしちゃう。(選曲はもちろんカーマカーマカマ♪カーマは気まぐれ)ゲイコミュニティにデビュー仕立てのジョーのような不慣れな青年もいれば、本屋を営むゲシンと俳優のジョナサンのような年期の入ったカップルもいるし、喋るとオネエだけど見た目キレイ系の美青年もいたり、個性もさまざま。この手の映画でわりと珍しいと思ったのはレズビアンたちもちゃんと加わっていた点。

    しかしむろん彼らもただ陽気なだけでなく、80年代、エイズは死病として影を落とし始めているし、家族と和解できない、理解されない、いわれなき迫害や暴力に合う彼らの悩みや苦しみもきちんと描かれている。

    一方彼らを受け入れる炭鉱の人々は、とにかく女性たちのパワーが凄い(笑)一般的に女性のほうが同性愛者に寛容なのもあるかもしれないけれど、おばちゃんたちのこの懐の広さよ。男性陣も、最初から偏見なくゲイたちと接するおじさんダイや、内気なポエマー老紳士のクリフ(※わけあり)はじめ、最初は嫌がってた若者たちも柔軟に受け入れてゆく。もちろん極端なホモフォビアの女性と彼女に洗脳されている息子たちのように、頑なに拒絶する人もいる。でもそういう偏見から「ゲイたち」(と、愛情こめて彼らは呼ぶ)を守るために、町の人は闘ってくれるんだよなあ。

    タイトルでラストは想像ついていたのだけれど、それでもやっぱり、ゲイパレードに炭鉱町のみんなが駆けつける場面は胸アツ。あまりきれいごと言いたくないけれど、暴力的な事件や無差別なテロが横行する世の中、「自分とは違うから」というだけで理解しようともせず他者を踏みにじろうとするやからに、この映画の人々のような精神が少しでもあればと思わずにはいられません。

  • とても良かったです。
    自分の存在というかアイデンティティを認めてもらえないという事の苦しみって私にはよく分からないけれど、世間や国や世界に向けて自分の存在と主義を高らかに主張することの大切さを見せられた気がします。
    昨今日本国内でもLGBTの人達を受け入れよう、認めようという流れが大きくなってきています。とてもいい事だと思います。

    人は皆それぞれ違っています。考えや性格や嗜好もみんな違っていてもおかしくはありません。
    この映画を見ながら、頭の中でブルーハーツで一番大好きな「青空」がずっと鳴ってました。

  • 信じれば夢はいつか叶う!っていう感じの映画。話の進み方が気持ちよくて、観やすい。炭鉱のおばさまたちが素敵。直接的表現が沢山あるわけじゃないのに萌えてしまった映画。

  • 単館系劇場で鑑賞。字幕版。
    地元での公開が遅くて今か今かと待ちわびていた一作でした。
    私はこういった事への差別意識は意味が解らないと思っていますし、近年、世間でもLGBTに対する考え方はいい方へ変わってきていると感じます。
    ですがこの時代、この背景でこういった奇跡の様な交流があった事はやはり驚きますし胸が熱くなりました。
    勿論、事実に基づいた創作とはいえ一人一人が本当に魅力的かつリアルな人生を感じさせてくれて。
    勿論すべてが上手く行くわけでも理解されるわけでも無く、辛い描写もあるのですが、全体としては非常に優しい思いが残る作品でした。
    ビル・ナイ、イメルダ・スタウントン、パディ・コンシダインはじめ炭鉱町の人達、ことにお名前はわかりませんがレズビアンの女の子たちを我が娘の様に愛するお婆様たちの暖かさ愛らしさは、本当にこんな風であればどんなにか…と思わずにいられませんでした。
    またLGBT炭鉱支援側の役者もアンドリュー・スコットはじめ皆繊細な演技が言葉だけでなく表情からも色々な感情を伝えてきました。
    それぞれに辛い境遇にある人達を描きながら、非常にハッピーになれる一作でした。

  • [鑑賞方法:シネスイッチ銀座にて]

    ■感想
    『ブラス!』、『リトル・ダンサー』に引き継ぐような作品で、私の好きなテイスト盛り沢山なストーリーでした。
     
    80年代のイギリスを描くには炭坑問題が切っても切れないんだなーとこの3作を通して思いました。その中でもいろんな形でいろんな想いで大勢の人が戦っていたんだなーと知ることに。

    今回の『パレード…』も実話を基にした映画で、感動的でした。映画館が近かったら2、3度リピートして観に行っただろうなぁ……。

    そんなわけでイギリス国民がどんな思いでサッチャーを嫌っていたかを知った上で、そろそろ『サッチャー』を観るのも面白いかもね。
     
    話しは反れるけど、アンドリュー・スコットが可愛かったな。見た目はあんまり変わんないのに、モリアーティの“色”がまったくない! ビル・ナイのおじ様も素敵だったし、『ハリー・ポッター』では嫌いだったドローレス・アンブリッジ役のイメルダ・スタウントン……ここの役は陽気で下ネタ好きな嫌味一つない自然体のオバさん! イギリス人の役者って、ほんとに上手い! 何を演じても渡部○謙は渡○謙しか見えないような(だから、えーっ、トニー賞ノミネ? そんなバカな!って思った!)、個人を感じさせない演技は、さすが!って思える。だから英俳優好きなのよね、私。

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