No.1アナリストがいつも使っている投資指標の本当の見方 (日本経済新聞出版) [Kindle]

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  • 日経BP
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感想・レビュー・書評

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  • 自分の過去の経験から言えば、各指標が使われるのは
    PBR 売られた局面
    配当利回り 3月とか9月の配当の権利銘柄が多い月
    自己資本比率とキャッシュを使った指標 景気後退局面
    PER マーケット環境がいい時に割安銘柄物色
    リビジョン 経常増益率 結構毎週気にする人がいる
    ROE これだけで投資する主体はあまり記憶が無い レバレッジ次第でいかようにも操作できるので
    EV/EBITDA M&Aの報道があった時に、バリュエーション指標として高い買い物なのかどうかを判断する
    PCFR PSR ほとんど記憶が無い

    ただ、どれか一つだけを使うことはまずなく、投資家さんごとに一定の基準で複数を組み合わせて使うことが多かったと思う

    本全体は指標の解釈、説明ともに比較的平易でわかりやすいと思うが5分位ポートフォリオのスプレッドリターンなどは機関投資家なら普通だけど、個人投資家には難しいので、たとえ効くとしても個人投資家が採れる戦略ではないと思う。

  • 「景気サイクルに応じた投資指標の使い方」の項が非常に充実している。
    この項だけで値段以上の価値があると感じた。

    日経会社情報を多用していた。今後活用していきたい。

  • 有名なアナリストの1人、大和証券・吉野さんの本。吉野さんの分析は、いつも切り口が面白くて、よくレポートを見ている。この本は、基本的な投資指標の丁寧な解説に加えて、「PBRは景気の谷で見るべき指標」といった具合に、どういった場面で使うのが最適か教えてくれる。

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著者プロフィール

吉野 貴晶(ヨシノ タカアキ)
大和証券チーフクオンツアナリスト
大和証券チーフクオンツアナリスト。
1965年埼玉県生まれ。千葉大学卒業。筑波大学大学院博士課程修了(システムズ・マネジメント博士)。山一証券などを経て、1998年大和総研入社。大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 リスク解析戦略研究センター客員教授。日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)評議員。
日経ヴェリタス人気アナリストランキング・クオンツ部門で2002年から2017年まで16年連続1位を獲得。
著書に『株式の計量分析入門』(共著、朝倉書店)、『日経平均が1日1000円暴落する相場で勝つ投資術』、『No.1アナリストがいつも使っている 投資指標の本当の見方』、『株のジンクス』、『株式投資のための定量分析入門』(以上、日本経済新聞出版社)、『サザエさんと株価の関係』(新潮新書)。


「2017年 『No.1アナリストがプロに教えている株の講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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