探偵の探偵IV (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 「探偵の探偵Ⅳ」(松岡圭祐)[電子書籍版]を読んだ。さすがに三作続けて読むともうお腹一杯だな。
    さてと、次は何読もうかな。

  • 4作中で1番暴力が少なかったからか読みやすかった。敵も今までと比べて手強くなかったように思う。
    琴葉のスピンオフが読みたいな。

  • 悪徳探偵と戦う探偵の話。これでいったんひと区切り。
    内容はいつもどおり。殺伐とした万能鑑定士。ハッピーエンドでよかった。

  • ラスボス姥妙との決戦。正直色々な要素を絡めすぎた感がある。
    玲奈と琴葉の関係が修復され、次に繋がる形になったのは良かった

  • 記録
    何年か前に読んだ作品。

  • 読み切った

  •  

  • 続編があるそうで。これ以上掘り下げるのってどうなのかなー。

  • 妹の仇を討つため、その手がかりを探しつつ悪徳探偵たちを潰し続ける
    対探偵課探偵の玲奈が主人公のシリーズ、第4弾。完結編。

    前作で妹の仇である「死神」こと市村凛を倒した玲奈だったが、
    琴葉からの「裏切り」の言葉によって受けたショックは大きく、
    別の探偵事務所にうつってからも無気力な日々を追っていた。

    一方の琴葉も実姉を救いたい一心だったとはいえ、玲奈を裏切る言葉を
    発してしまった自分に責任を感じていた。
    そんな琴葉は自分自身が一人前の探偵になるべく、須磨から裏講義を
    受け、成長していくのだが、そんな彼女の良心が暴走を始め・・・

    拘置所で起きた凶悪犯罪者の死は本当に琴葉が犯したものなのか。
    琴葉の窮状にかつての輝きを取り戻した玲奈がついに行動を再開する。


    うん、なかなか読み応えのある流れでした。
    元凶である姥妙との対峙はちょっとあっさりし過ぎた気もするけど、
    綺麗に裏をかいてくれた部分もあったしね。

    ところで、「『新章』をお楽しみに」ってことは、一旦終わるけど
    まだ続くんだね。ここまでは玲奈の復讐編ってところかな。
    新章はどんなテーマでくるんだろう!?

  • 妹の復讐を果たし、琴葉との絆も断たれた玲奈は、探偵としての目や感が鈍り、集中力も失っていた。
    しかし。東京拘置所で起きた連続殺人事件の容疑者として琴葉が指名手配されるかもしれないと知り、玲奈は覚醒する。
    すべては琴葉を守るため......!

    2015年7月22日、電子書籍にて読了。
    まず言いたいのは、前作でやめなくて良かった、ということです。玲奈と琴葉の物語にきちんと決着がついていて、やっとすっきり出来ました。無謀すぎるやりかたは相変わらずですけどね(^^;
    敵対関係にあると思われた警察や他の探偵たちの協力も、結局は玲奈の曲がらない信念に触発されたものであって、変にドラマチックでないのも良かったです。
    新たに新章が始まるようですが、私はこのシリーズを追うのはやめにしておきます。やっぱりバイオレンス的な描写は苦手なので。。。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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