- Amazon.co.jp ・電子書籍 (225ページ)
感想・レビュー・書評
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■評価
★★★✬☆
■感想
◯プロゲーマー梅原大吾氏が書いた本。
◯フェルミ漫画大学の要約を見ていると、度々名前が登場するので気になり読んでみた。
◯思考が大局的であり、メタ認知をしている。その中で自身の成長を最大のモチベーションにして、日々プロとして活動しているのが哲学的であった。
◯ゲーム好きな人で人生哲学的な思想に触れてみたい人に特におすすめできる一冊である。
◯麻雀をしていると、その時の運に左右されて目先の盤面への対応を優先してしまうことが多く、自分のスタイルが貫き通せないことがほとんど。だから自制心を育むためのゲームとして、やっていくのもいいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウメハラさんの「勝ち続ける意志力」が大変良かったので購読しましたが
意志力 のほうが良かったです。 -
有名格ゲーマー梅原大吾のエッセイ本。
ときどの本が面白かったから手に取ってみたが、やはり世界の一線を走っている人の考え方を見れるような本というのは面白い。
アドバイスについて、わざわざ自分の時間を割いて人にアドバイスをしようとしているのだから、それは大抵ためになるものだから一通り聞くようにしているというくだりがあった。ゲーセンしかり人が集まる環境で成されるアドバイスは敬遠されがちだが、その第一人者の梅原はそういう認識というのは興味深い。
訥々と語るような文体は、本人の人となりを表しているようだ。
梅原は、とにかく大局観に拘る。それはもはや超然としたといった域であり大会での優勝すら些事であり、それを獲得するために大局的な信念を歪めるのは長期的には負の出来事であるとすら切って捨てる。世界大会の優勝よりも自身のスタイルを貫くことが重要なのだ。まさに第一人者の目線だと言える。 -
プロゲーマーの人生経験はなかなか聞けないと思って、この本を読んでみた。
実績がある人の経験談は分かりやすかったが、やはり感覚的なものが多く、万人に当てはまるようなものではなかった。
全体像で考えるのは参考になったがやはり天才肌的な部分と努力によってここまでの地位を築けたんだなと思った。 -
コンスタントに勝ち続けるためには、浮き沈みせず成長できるやり方が必要。一つの方法は気づきを毎日メモする。
①終わりまでの流れと時間を考え、場面に対処する。
・全体像見えていれば、ここまで失敗ができるが分かる。ここまで失敗できるが分かれば、リスクに躊躇せず行動ができる。
・全局面で力を振り絞るのではなく、勝敗につながるところで力を振り絞る。
・劣勢な時は致命傷だけは避けて体勢を整え、できることを確実に返す。
②人間は疲れるもの。疲れを無視するのは精神論の現実逃避。
・疲れた時の頑張りは苦労の割に成果が少ない。
・長く安定して続けられないと継続的な成長はない。
③動くことのネガティブな面ではなく、ポジティブな面を考える。
行動することで経験は増え、先に動くことで自分が主導権を握り、先行投資ができる。
④アドバイスは相手が自信を持っていることだから、真剣に受け止めて自分事として考えてみる。
・・・ですけとど反論するのではなく、そうですね・・・の方に気を取られていました。・・・の方を重視していましたと答えて、まずは受け止める。
⑤不得意なことをやった経験は自信になる。苦手なことをやったkとおは自信になる。 -
プロゲーマー・ウメハラさん。ゲームは疎く、名前を聞くのも初めてだけど、Kindle unlimitedでかっこいいタイトルなので読んでみた。
「強くなりたければ、自分ではどうにもならないことは受け入れる」とか行動に起こすことについて(「行動力がない人はリスクと捉えるものが多すぎる」「ここまでは失敗できる、という線」「行動に移し、経験を積むことで精度は上がる。悪い結果になったとしても、経験になる」)は、応用が利くことが多いと思う。
めちゃくちゃ強いのに、仕事内容が「ゲーム」というところで、若い頃自分に自信がなかったという話で、プロゲーマーと言ってもそういう感覚を持ってるんだなあと身近に感じたりした。
継続のために、正しく休むこと、新しい発見(今日1日を思い返して、気づいたこと)をメモして成長を確認することで自信につなげるというのもいいなと思った。結局自分で成長を感じて評価しないと自信もつなかないし、結果にもつながっていかないのかも。 -
メモ
目先の損は我慢する。
人のアドバイスはまず100%信じてみる。
⇨検証する、ていうのがゲーマーっぽい
勝ち負けは今が強いことがすべて。
過去に強くても意味がない。
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