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感想・レビュー・書評
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2015年 24ページ
冒頭で、なんのことを表しているんだろう?と疑問に思いながら読み進め、パッと正体がわかった時に、不思議な爽快感が得られました。
三浦しをんさんは文章が素敵です。作中に出てくる飲み物と同じように味わい深い文章っていう感じですね。物語の内容からは、はかなさや虚しさ、寂しさを感じさせるのですが、そこはユーモアで補って軽いタッチになっています。
昔でいえば超悪役なはずなのに、作中での印象は超真面目。トマトジュースは目をつぶります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワイン
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淡々とした庶民的な語りが三浦節という感じ。脳みそ空っぽにして次郎と一緒にムードも情緒もないけどありがたい日常生活に浸れる感じが良い。
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Kindle unlimited でサクッと読める一遍。
語り手が吸血鬼で独特の世界に引き込まれながらも読後感がいいお話でした -
三浦しをんさんが書くこういう話て独特で好きだわあ
さくーっと読めて楽しめる。
短編だったのでもうちょい読みたいっていうところで終わっちゃうのが寂しい。
ワインも飲みたくなるのよなあ、、 -
短いので一気読み。漫画みたいな設定ににやけそうになりつつ、読み終わった。設定があれなので、広げづらそうだけど続きがあったら読みたいくらい。でもこれがワインの広告だったらおしゃれだなあ。
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これは是非文庫レベルにしてほしい。短編が沢山あるような本がいい。
毎話ワインを飲むの。
高貴な一族と人間との葛藤を描いていると思いつつ、ワインの話をしてほしい。
まあ是非そのときは、甲州のワインでお勧めするものがあるんだけどね。 -
短い物語の中に、不思議な温かさがあった。三浦しをんいいなぁ。