天上の飲み物 (Kindle Single) [Kindle]

著者 :
  • 2015年7月9日発売
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感想 : 112
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感想・レビュー・書評

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  • 久々に、小説で声を出して笑いました。あー、あれね、架空のあの人ね!とじわじわ主人公の正体が見えてきて、ちょいちょい笑わすテンポのいい文章。もっとシリーズ化して欲しいなぁ。恋愛するたびに物語にして欲しい。大変オススメの作品です!

  • 酒はいいぞという感じのエッセイかと思い込んで読み始めたがそうではなく(そういう側面もあるが)、独特な設定と語り口に引き込まれて一気に読んでしまった。現実世界の描写に織り交ぜられたファンタジーの要素と、その中でこそ生まれる切なさに魅了された。幸せとは何だろうかと考えさせられもした。短めの話だが心が満たされた。

  • まさかのドラキュラーw
    ドラキュラとは一切書かかれてないのに
    ドラキュラであることがわかるw
    ドラキュラさんの悩ましい気持ちがうまく伝わってきて引き込まれてしまいました

  • タイトルを忘れて読んでると別の期待をしてしまう

  • 人それぞれの悩みがあるのだ。

    美味しい赤ワインが飲みたくなりました。
    赤ワインは、渋いイメージですが、トロリと甘いものはないかな。

  • 吸血鬼のキャラクターが軽快で可愛らしい。
    長編で読みたい。

  • ショートショート級の短編なのだけど、癒されたー!!!最近なんとなく疲れる本ばかり読んでいたんなぁと気が付いた(笑)たまにはこういう、短くてさらっと読めて、な読み物に癒されることって大事ですね。甲州ワイン…美味しいんだ…?

  • KindleSinglesにて。
    今年最初の読了は三浦しをんの短編。
    表紙を良く見てなかったので酒の話なのはわかっていたが、まさかの吸血鬼の話だとは思わなんだ。
    いやむしろその方がよかったので表紙のほうを変えたほうがいいかも。
    いやあなかなかに面白かった。
    ニンニクも十字架も日光も、そして吸血でさえも頑張れば克服できるってところが面白い。
    一目惚れした割にはそこまで熱愛じゃないし、むしろしょっちゅうイラッとくる感じが恋愛を通り越して一段上に行った愛情という感じでなかなか心地よかった。
    面白かったわ。

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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