ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 普通の人よりも、真剣に捨てることを深く考えた人、の本。

    ミニマリズムってちょっとスピリチュアルさが前にでてきすぎて、ちょっと手をだしずらかったのだけど、このひとの書く口はあっさりしてて好き。

    が、やっぱりちょっと行き過ぎでは・・・と思うところもありつつ、でも納得できる部分のかなりある。


  • モノは必要ない
    いや
    必要な最低限あればいい

    それなのに
    飽きることに飽きもせず
    わたしたちは次々に手を出していく


    モノが少ないということ
    埋もれてしまっている本当の自分と向き合えるということ
    いかに雑音や刺激を少なくし
    身軽な自分でいられるか


    軽い足取りを取り戻したいものである

  • 今すぐにでも不用品を片っ端から捨てたくなる本。モノを手放すことによるメリットが存分に語られている。特に、必要なモノと欲しいモノに分けて考えるとか、人の目線のためにあるモノは手放すとか、今更ながら目から鱗なことも書かれていて参考になった。最終的には幸福論に繋がるのもその通りだと思う。
    願わくば、具体的なモノの減らし方などをご指南いただけるとありがたい。どうしても、「必要なモノ」に絞ったところでモノに溢れる生活には変わりないので。

  • 自己啓発系の本はだいたいそうなのですが、なぜ同じことをくり返し言うのか。例えば5万円の指輪を買っても1万円の指輪を買ったときの5倍うれしいわけではないのあたり、何度も似たような例が出てきます。もう分かったよー、大丈夫だよーと思いながら読みました。それこそ捨てるとこなのでは。。
    あとtoto BIGに当たる幸せと子どもを持つことの幸せは全然違うと思います。
    でも参考になったこともちょこちょこありました。何か捨てようと思います。

  • 「我々は幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している」(ラ・ロシュフコー)

    「お前の仕事はお前じゃない。お前の銀行残高はお前じゃない。お前が乗り回している車はお前じゃない。お前の財布の中身はお前じゃない。そのくそったれなブランドもお前と一切関係ない」(ファイト・クラブ)

    なぜ人はモノを増やしてしまうのか?
    それはモノを手に入れても「慣れ」て「飽き」てしまうから
    「刺激」を求めて新しいモノが欲しくなるがそれも「慣れ」て「飽き」る。
    人は自分の価値を他人に認められたいためにモノを所有する。

  • 自分の無駄に高いプライドを少しでも下げたいと思い読んだ本。ネットで検索してみると、この本がオススメに出てきました。
    モノを手放す事で、どういう過程で人が幸せになっていくのかを分かりやすく伝えてくれている内容で、筆者までのレベルまでとは言わなくても、自分が持っているモノが本当に必要な物なのか改めて考えるキッカケを作ってくれました。
    SNSで人が持っているモノだったり、他人からどう見えるかを気にしたりだったり、昔よりそういう事が気になってしまう現在の世の中だからこそ響くものがあったし、そういうことに疲れてしまっている人に是非読んでほしい。

    読みやすいけれど、訳された外国の本のような文体がちょくちょくあったので、筆者がそういう本をよく読むのかな…とも思いました。笑

  • 引っ越しが多いので読んでみた。第3章まではとても面白かった。ミニマリズムの歴史(?)や著者がミニマリストになろうと思ってからの経緯も。でも4章からの“変わったこと”は全然面白くなかった…。“これからは、何もない部屋で英語を集中して勉強する。…略…サーフィン、登山などのアウトドア、バイクの免許を取ることも検討している”って、やっぱり人は【やったこと】は評価するけど【計画】には共感できないんだなと。でも、“足るを知る”の精神は大事よねー本当に。

著者プロフィール

佐々木典士(ささき・ふみお)
作家、編集者、ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、ちくま文庫)は海外25カ国語に翻訳されて、世界累計60万部のベストセラー。

「2022年 『ぼくたちは習慣で、できている。増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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