世界が変わるプログラム入門 (ちくまプリマー新書) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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  • ①仮でもいいからこれをプログラムで作りたい!を設定する。
    ②手を動かす前に、計画を練る。
    ③計画を練る時は、「具体化」と「全体像の把握」がだいじ
    ④必要そうなことを書き出してみる
    ⑤まずは鳥の目で整理してみる
    →例)画面ごとに考えてみる、画面遷移図
    ⑥次に、虫の目=各画面のことを考えてみる
    ⑦将来そのプログラムを使う人のことを考えてつくる
    ⑧言語の文法も大事だが、組立てこそがだいじ
    ⑨表示する要素を洗い出し、画面レイアウトを考える
    ◎試行錯誤を楽しんで
    ⑩常に複数の命令をどういう順で行うか考える
    ⑪面倒という感覚だいじ。手を抜く発想だいじ。
    ⑫新たな問題に遭遇したら、それまでに作ったものが使えないかチェック
    ⑬自分が気づいてないだけでもっと良いやり方があるんじゃないか=問題を楽しむ姿勢
    ⑭コンピュータに命令すると同時に命令する人間自身がわかるようにするものだと実感する
    ⑮プログラムが動く感激はヤミツキになる
    ◎自分にピッタリな便利プログラムが見つかるとは限らない。自分で作れたら超便利。
    ◎他人からしたら、アレが足りないコレが足りないと言われるかもしれない。ごもっともだが、欲張って挫折するより、小さくても良いから一つのプログラムを完成する体験を優先。
    ◎教わる客の姿勢ではなく、失敗上等ダメ元OKの精神で、主体的に疑問を持って学ぶことが大事。

    ○著者は、以下に強い影響を受けたらしい。
    テッドネルソン computer lib(1974)の、
    you can and must understand computers NOW
    キミはコンピュータを理解できるしほうすべきだ、いますぐ

    ○プログラムと本の類似点
    ・様々な試行錯誤を経て完成するもの
    ・既存のプログラム:ライブラリー

    ○メモ
    各種言語
    ・BASICをもとにMicrosoftが作ったのがVBA
    ・Cは関数の発想が中心の言語。動詞中心といえる
    ・C ++はオブジェクト指向。オブジェクトとはモノ。主語中心。
    ・JavaはC + +をベースに、ネットワーク上で使うことを前提に作られた。

    ○オススメ本
    山本貴光 デバッグではじめるCプログラミング
    プログラマーの頭の中の試行錯誤を言語化。
    多くのプログラム本では見せてくれないところ。

    平山尚 プログラムはこうして作られるープログラマの頭の中をのぞいてみよう
    頭の中を見せてくれる本。SEGAの人。「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」も名著とのこと。

    クリストファースタイナー アルゴリズムが世界を支配する
    金融工学の本、現代社会でコンピュータが世界にどれほど影響を与えているかよくわかる本

    ○codingame
    英語ができれば…
    その他サービスあり

    ○他のゲーム
    テトリス

  • 「プログラミングの勉強をしてみたいが、特に作りたいものは思い浮かばない」もしくは「プログラミング言語の文法を勉強したが、次にどうすればいいかわからない」と思った人は絶対に読むべきだ。

    何か作りたいものを決め、それを分解しどのような構成になっているかを考え、プログラムとして組み立て直すにはどうするか。大事なことがたくさん書いてある

  • 具体的なプログラミングではなくて、プログラミングするときの心構えや考え方などを教えてくれる本。
    「三目並べ」を作るときに何から考えればいいか順序立てて説明してくれる。
    こういう考え方は他にも活かせられるのかもしれない。

  • 2.8

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著者プロフィール

山本貴光(やまもと・たかみつ) 文筆家、ゲーム作家、ユーチューバー。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著書に『マルジナリアでつかまえて』(全2巻、本の雑誌社、2020/2022年)、『記憶のデザイン』(筑摩書房、2020年)、吉川浩満との共著に『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。――古代ローマの大賢人の教え』(筑摩書房、2020年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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