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感想・レビュー・書評
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私の感受性の問題なのか、普段あまり読まないハードボイルド小説の魅力がよくわからず。
何度も読むと胸に来るものがあるのかな。ただおじいちゃんが漁をする話やん、と思ってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中編だから短いし、内容は小難しくなくて引き込まれるし、これ読めばヘミングウェイ読んだ事あるって言えるし凄い作品だ。
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久しぶりに読み返した。
ヘミングウェイらしいすっきりとした文章。
自然と奮闘する老人の物語。
海に行きたくなった。 -
キューバ旅行の前にヘミングウェイの代表作を読んでおこうと思って読みました。
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またいつか読み返したい。
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結果がどうであれプライドを持って取り組んだことには価値がある、ということを訴えてるのかな。いまいち著者の主張がよくわからなかったけど、すごくでかい魚を釣り上げることの大変さはよく分かった。
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素晴らしい。登場人物、2人。海の上、老人は一人。なにを思っていたのか。心にずっと残る感覚はなんだろう。誰もが老人なのかもしれない。
こんなに読みやすいとは思わなかった。死ぬ前に読めて幸運だった。 -
他の訳は読んでいません。
特段描写が細かいというわけではないのだが不思議と鮮やかに光景を想像できる。
老人がなんども同じことを考える(塩を持って来ればよかった、とかあいつを連れてくればよかった、とか)ことなど、心の動きにも妙にリアリティを感じる。
本作は中編であり、作中での3日ほど(だったかな)の時間を、読者は1,2時間ほどで体験することになるわけだが、上記の不思議な鮮やかさも相まってか他人の見た夢を見せてもらったような感覚。
一晩中釣り糸(ロープ)をつかんだまま、であったり獲物に船を曳かれて何十時間も移動を続けるであったりというのは、
老人の不屈の闘志を表現している一方で、現実離れしているようでもあり、これまた夢のようなのだ。そして手に入れたものがどんどんこぼれ落ちていく感触も。
作品は老人が夢を見ている場面で終わるが、個人的には この作品全体が老人の見た夢なのでは?と想像して楽しんだりした。 -
青空文庫で再読。福田恆存先生より読みやすかった...なんて言うと怒られそうだが。