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感想・レビュー・書評
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割と人生を変えた一冊かもしれない
中学の時の国語の先生ありがとう
あなたメンヘラだからこれ読みなさいって渡してきた -
死によって周りの人々の心に爪痕を残そうとする少女とそれに協力する少年の話。
思春期の繊細な心の動きを丁寧に描写していて、その中に過去の自分がちらりと見えた気がした。
展開が淡々と進んでいくのが少し物足りなかった。
☆2.6 -
希死観念はないけど自殺概念に惹かれる中2の私にとってぞっこんの1冊。自分のことを不幸だと思っていた当時は、(多少上位互換な)主人公を何度も自分に重ねた。日常・心理のリアルは非常に解像度高く描写され、今読んでもノスタルジアに浸らざるを得ない。中学に戻って謝りたい人や謝れよって人の顔が浮かぶけど、両者の反省を吸収して今があるならいい。厨二真っ盛りだった私を代弁しながら客観性を与えてくれた青春のバイブル。1人の中学生に記憶も思考回路もここまで寄り添える辻村さんすごい。
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★4.6
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『これは、悲劇の記憶である。』
中学二年生・いわゆる運動部のいい子である小林アンは、リア充であるために死や猟奇的なものへの興味を秘めながら過ごしていた。ある日、クラスの「昆虫系」男子の一人・徳川勝利のふとした行動を見かけ、自らの殺害を依頼することに、、、
中学生だからこその狭い世界での、ほんの些細な出来事で揺れ動くそんな中学二年生の二人がつくる、二人のためのオーダーメイドの殺人の行方はーーなんてサスペンスなのかと思ったら。これだから辻村深月は!(褒め言葉
一読した後だと、悲劇の記憶の意味もまるで変わるし。それはきっと自らの気持ちを自覚する前の、決して「悲劇の記録」なんかじゃない「悲劇の記憶」のものがたり。
タイトルが少し厨ニ病ぽいけど最後ほっこりしますよね!笑
どんでん返し系だとスマホを落としただけなのに、とか伊坂幸太郎...
タイトルが少し厨ニ病ぽいけど最後ほっこりしますよね!笑
どんでん返し系だとスマホを落としただけなのに、とか伊坂幸太郎さんや乙一さんの作品おすすめです。
レインツリーの国とGOて本は考えさせられました。西野さんの魔法のコンパスは面白かったですよ!長々とすみません
主人公も厨二病感ありましたね笑
どんでん返し系は好きです。伊坂さんはよく読みます。
その他の本は読んだこと...
主人公も厨二病感ありましたね笑
どんでん返し系は好きです。伊坂さんはよく読みます。
その他の本は読んだことがないので読んでみたいと思います!