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- / ISBN・EAN: 4988104099082
感想・レビュー・書評
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日本/2015年/山崎貴監督/染谷将太出演
寄生獣のマンガの絵が実写されていることの感激はあるが、話の展開はなんとも陳腐。寄生獣をいじめるな と、意味ある存在にしたり、人間こそが地球の寄生獣なのではないかと言う。そうしたもっともらしい話がいるのかなぁ。それで感激したりするのだろうか。
さらに赤ん坊を出し、母性というわかりやすいが、ありふれたテーマにもっていくのもなんだか。赤ん坊の顔が割れてパクっと来るのかと期待したが、そんなダークな話にする気はさらさらない。
最後、5体憑依の寄生獣との戦いになるが、警察は壊滅的な打撃を受けているのにそれ以後の描写なし。ゴミ集積場で、放射能に汚染された鉄棒が都合よく落ちている可能性は何%だろうか。あまりのご都合主義。唐突にセックスシーンがあるので、寄生獣の子どもを身ごもるという話になるのかと思ったらそうでもない。
警察大殺戮にもかかわらず、そんなことはなかったように、最後はのんびりデートなどしている。ここから急に最後のもう一つの事件も不自然この上なく迷走が続く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二部作だった、ということでAmazonプライムで連続で観た。こちらの方が世の中の評価は低いようだけど、自分的には星4.5ぐらい面白かった。良くある原作からの端折り感?も感じられず、映像化を上手くやったな!と満足。アクションホラーというかパニック系のホラー寄りなのが自分は好きなのかもしれないが、あまりはまると精神病みそう…
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コミックの実写となれば、なるべく舞台設定を原作に合わせようとするものだけど、異なる環境にも関わらず違和感なく魅せてくれたのは本質がぶれなかったからだと思う。田宮が子供を託すシーンは最高に泣ける。新一と里美が初めて一緒に夜を明かしたシーンも密やかで切なくてよかった。キャラの立て方や見せ方・キャストの演技も申し分ない。前編と併せて素晴らしい仕上がりだった
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後編である今作も原作に結構忠実に作られているのでそれなりに面白いのですが改変やカットしてるシーンが残念でした。
前編がかなり良く出来ていたので本棚で眠っていた原作を引っ張り出して全巻読後してから観たのが裏目に出たみたいです。
一番残念だったのは市役所内での後藤vs自衛隊との戦い。
丸々なかったのでびっくりしました。尺の都合などがあったのでしょうがここは見たかった。
あとは突然のラブシーン。原作でもありますがここじゃないんだよと・・この場面でこんな事やってる場合ちゃうやろ!!
他にもちょいちょいありましたが読後すぐ観たので残念に感じることが多かったんだと思います。
でも目くじらを立てず観たら普通に面白い作品だと思いますので星は3つにしときます。 -
橋本愛ちゃんは正義…
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かつての大ヒット漫画の映画化第二弾。
前作のテンションをそのままにいい仕上がりを見せた一本。
キャスト、CG、ストーリー、全てがここまでちゃんとした名作コミックの映画化は珍しいんじゃないでしょうか。
ただ、逆をいえば、そこ止まりなんだよね。よく映画化できた以上のものはない。
名作コミックの映画化って労力のわりには報われないよね。 -
制作年:2015年
監 督:山崎貴
主 演:染谷将太、深津絵里、橋本愛、阿部サダヲ、新井浩文、岩井秀人、山中祟、ピエール瀧、豊原功補、大森南朋、北村一輝、浅野忠信
時 間:117分
音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
人間の脳に寄生し肉体を操り人間を捕食する謎の新生物パラサイトが現れ、大勢が餌食になっていった。
東福山市では市長・広川を筆頭に組織化されたパラサイトたちのネットワークが広がっていた。
これに対し人間側はパラサイト殲滅のための特殊部隊を結成。
両者の戦いは激化する。
パラサイトのミギーを右手に宿した泉新一は、パラサイト側からも人間側からも危険視されていた。
人間とともに歩む道を探すパラサイトの田宮良子は新一とミギーにその可能性を見出すものの、母親を殺された新一のパラサイトへの憎しみは増す一方だった。
ついにパラサイトと人間の生き残りを賭けた最終決戦がはじまる。 -
深津絵里を筆頭にはまり役ばかりで、原作好きとしてもイメージ壊されず入り込めた。
子供をさらう記者と、市役所での作戦の同時進行、改めて原作の素晴らしさも感じる演出で感動。 -
面白かったですね。
山崎組の映像クオリティは文句なし。
ストーリーのまとめ方もそつないと思います。
原作を読んでいないからなのかもしれませんが。
深みや人生訓を読み取る映画ではありませんので
すげー、きもいー、で良いのではないかと思います。
そういった点では見て損はない映画かと。 -
原作の終盤に出てくるおばあちゃんが好きです。
映画化に当たって、仕方ないとは言え、色々省略されているのが残念でした。