本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～第一部「兵士の娘III」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2015年7月1日発売)
本棚登録 : 331人
感想 : 24件
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (447ページ)
感想・レビュー・書評
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本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～第一部「兵士の娘Ⅲ」は、香月美夜さんによる異世界転生ファンタジー小説の第三巻です。本好きの現代人が死後に生まれ変わった中世ヨーロッパ風の世界で、本作りを目指して出世していく物語です。
この巻では、平民の娘マインが紙を発明した後、神官長フェルディナンドと出会い、巫女見習いとなるまでが描かれます。マインは病弱で家族も貧しく、紙を作るための材料集めにも不自由しますが、現代知識を活かして身の周りを改善していきます。マインは商人を志す幼馴染のルッツと共同で植物紙を開発することを大商人ベンノに提案し、商人見習いとして教育されます。しかし、マインは自身が身食いと呼ばれる病であることが分かり、余命が少ないことを知らされます。マインは神殿に図書室があることを知り、本を読むために巫女見習いになることを決めますが、家族や神殿との葛藤に直面します。
この本のテーマは、本への愛と家族への愛です。マインは本がない世界で生きることに苦しみ、本を作ることに情熱を注ぎます。しかし、本だけでは生きていけないことも知ります。家族はマインを心から愛し、支えてくれます。マインも家族を大切に思い、彼らの幸せを願います。しかし、マインの能力や知識は、貴族や神殿の欲望を引き寄せ、家族に危険をもたらします。マインは家族を守るために、どんな選択をするのでしょうか・・・
この本を読んで私は、マインの本への情熱は、本好きなら誰もが共感できるものだと思いました。マインが紙や印刷技術を開発する過程は、知的な興奮を味わえましたし、マインが家族や友人とのふれあいを楽しむ場面は、ほのぼのとした温かさを感じさせてくれるものでした。しかし、マインが身食いの病で苦しむ場面や、神殿との対立に巻き込まれる場面は、胸が締め付けられるような緊張感がありました。
総評として、この本は、異世界転生ものとしても、本作りものとしても、家族ものとしても、高い水準を持った作品だと思います。本の素晴らしさや家族の大切さを再認識できた、私の心に深く刻まれる一冊になりました。
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この話読むとカトルカール食べたくなる…パウンドケーキなんだっけ？
フェ様も初めて出てきてにやにやした！カッコイイ！しかもとうとう次からは神殿編！フェ様たくさん出てくるの嬉しすぎる～！！
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異世界転生もの。3巻。
本が貴重な世界で本を読もうと努力した結果、主人公の身の振り方が無事に決定。いろいろな周囲の人が登場しその人間関係がおもしろくなってきた。
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オーディブルで読了。ストーリー自体は面白いし、新たな世界観の展開やマインの環境変化などワクワクする要素は多い。
ただし、冗長な部分が多すぎる。お菓子作りの描写を事細かに描写する必要性があるだろうか。別段異世界ならではの要素があるわけでもなし、推敲するべきだろう。
1巻の時点で描写が丁寧なのはともかくいい加減家族との生活の様子とかもう飽きたよ・・・。
所詮はラノベなのだからもっとテンポよく進んでほしい。
これから読む人には適宜読み飛ばすことをお勧めする。
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Kindle Unlimitedにて。 とうとうここまできたか！次からは神殿編かな？なろうでは神殿の途中まで読んだ気がするから、まだ内容は分かる範囲。 とりあえずルッツには幸せになってもらいたい…！(笑)
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第一部の最終巻、3巻を読み終えました。マインが巫女見習いになるまでが大変楽しく面白かったです。ここから先は別料金となる為、読み続けるか迷いますね(^_^)
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第一部の最終巻に当たる本書では、マインに巣食う「身食い」が魔力であることが明らかに。生き長らえる為には貴族と契約して飼われるしかない？ マインの洗礼式で出合う、この世界での図書館。本狂いのマインはまたまた周囲を驚かす突拍子もない行動に出て。次に繋がる主要登場人物視点での短編集も面白い。マイン（麗乃）ほど本狂いではないけれど、気が付けば睡眠時間1時間で仕事に行く羽目になってしまった。第二部に即進みたいところだけど、少し睡眠時間を取り戻さないと（汗）
（2022/135）【再読】身食いの熱を一時的に魔術具で抑えられたマインに、次の手はなく余命見込み約1年という現実が突きつけられた中、7歳の洗礼式を迎える。神殿での大きな転機。フリーダの料理人イルザに教えたカトルカールのレシピが発端となって商人同士の間でも、また新しい動きが。下町メインの第一部が完結して、次は神殿舞台の割合が増す第二部。ここから、更なる飛躍と騒動の幕開け。いやあ、楽しい。
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第1部完結。ありがちな異世界ものと思っていたが、ファンタジー要素は皆無で、経済小説か!? と突っ込みを入れたくなる内容。主人公の少女を襲う謎の病・身食いの正体が明かされ、ファンタジーっぽくなるのかと思いきや、そういう展開にはならなかった。……それにしても、これだけの内容をもった作品がWeb上で発表され、現在も無料で読むことができるのには驚く。さあ、第2部からはどうやって読もうか。
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【kindle unlimited】第1部ラストです。第2部はガラッと変化の予感…
マインちゃん、君は本当に脇が甘いよ！猪突猛進、ハラハラしちゃうし。
洗礼式のグリコポーズには笑ったよ〜！そのほか随所にニマニマシーンあったりと。
今回は巻末のショートストーリーがなかなか面白かったな。さあ次はどうなる？
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Unlimitedで見かけて読み始めた「本好きの下克上」。本が大好きな大学生が、本が全くない異世界に小さな子供として転生してしまい、その世界で本を作るために奮闘する、という物語。
読みやすくてサラサラ読めるし、登場人物たちの作り込みや、設定の作り込みがしっかりしていて面白い！
大きな物語のイントロダクションにあたる「兵士の娘」３冊分を読み終わりました。これから先も楽しみ。
１冊めを読んだ時点で続きを調べると、副題がちょっぴりネタバレになっているのが難点だけど（笑）、そこにたどり着くまでのいろいろな紆余曲折は奇想天外。これからも楽しませてもらえそうです。
さて、道頓堀にでも行ってくるか（にやり）
（あ、小説の舞台は大阪じゃないよw）
そういえば、これの前にUnlimitedで選んだ本が「夜の写本師」、そして今回は「本好きの下克上」。Unlimitedに登録するヤツなんて本が好きに決まってるわけだから、なかなか賢いラインナップというべきか（笑）。そしてそれにまんまとはまる私ということか（笑）。
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第一部完まで。下町盛りだくさんはここでおしまいです。今回は一部終了後の短編集に書き下ろし短編2本も盛り込んであるのでボリュームたっぷり。このシリーズは電子版もカラーイラストが収録されているので嬉しいです。
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著者プロフィール
香月美夜の作品
