反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 [Kindle]
- KADOKAWA (2015年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (187ページ)
感想・レビュー・書評
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2024/04/07
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自己肯定感の改善になるかと思い、手に取った。
嫌われる勇気、アドラー心理学にも通ずるところがあると感じた。
「反応しない」とは、相手を無視するのではなく、現実をそのまま受け入れて過剰に心で「反応しない」こと。
わたしは心に怒りが現れはじめたら、目を閉じて(または心の目を閉じて)5秒ほどおく。
怒る必要があるのか、なぜ怒らないといけないのか。数秒後にはわすれていのでは?
などを考えて、感情(反応)を抑えるようにしている。
まったく反応しないなんて、本当に悟りを開いたような方々でないと無理なのだと思う。今は対処方法がわかっただけで十分です。
興味深く読ませていただきました。 -
うーん、あんまり頭に入らなかったけど
緊張するメカニズムが心の反応(失敗したらどうしよう等)っていうのは確かに、、てなった -
フレーズを書き留めておくよりも、一冊に付箋を貼っておいた方がいいと思うケースがたまにあるけど、そういう本です。
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自分は些細なことで悩んだり、よく抑うつっぽくなってしまうので反応しない、心の揺れを小さくしたいと思いこの本を読みました。
僧侶である作者が原始的仏教観に基づいていろいろなアドバイスをくれます。
『①自分の内面に目を向けること②感覚を大事にすること③頭の中で整理してリセットすること』『無駄に判断しない』『素直に自分を受け入れ自分自身を肯定する』『正しい方向に向く』『眼の前のことに集中して①まずはやってみる②体験を積む③ある程度の成果を出す④その結果見通しがつく』『相手との関わり方は心半分を相手側に向けてもう半分を自身の内面に向ける』『過去は忘れる』など自分にとっては必要なスキルだらけでした。
心の揺れを感じたらひと呼吸おいて自分の内面の感情に向けてありのままを理解しリセットして仕事に向かおうと思います。
宗教的な本だといかがわしいという思いがどっかにありましたが、この本はいい意味で裏切ってくれました。宗教(カルトは除く)は自身の心の拠り所、指針になればいいものだなと思いました。 -
途中まで読んでいたが、少し自分に合わない感じだったので、途中で読むのを止めてしまいました。
気持ちが下がっているときよりも上がっている時に読んだほうが良いと思いました。 -
ブッダの教えから、ムダな反応をしない方法が書かれている本。たしかに日常生活でムダな反応ばかりして精神をすり減らしてるなと気付かされた。
ベッドに入ってからの妄想が止まらず眠れないことが悩みだったが、この本の中で妄想を抜ける秘訣が紹介されており大変参考になった。これからはそれを実践して、ムダな妄想を続けないようにしたい。 -
社会人になって1年が経とうとしている今、
この本に出会えて良かった。
反応しなくていい、判断しなくていいんだと思うことができた。
長年疑問だったことが少し解決した気がする。
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全ての感情は心の反応から始まる。
反応している自分を客観的に見ると、自分のすべきことが見えてくる。
相手への不満や怒りはネガティブな感情しか生まず、言わないと気づけないまたは変われない相手とは関わるべきではないと改めて思う。 -
欲、怒り、妄想に気づくことが大切であると認識できて、ラクになった。
しかし、本当にあるのが今であるという根拠はない、とも思った。
だが、「本当にあるのか」を問う西洋思想(ハイデガー)と違い、東洋思想(道元)は「現実にある」から始まっている。
整理整頓することが大切なのであり、何を整理整頓したらいいかは考えないのだろう。
そして何をしたいのか、何をすべきなのかもブッダは教えない。ラクになる方法だけを示している。