- Amazon.co.jp ・電子書籍 (150ページ)
感想・レビュー・書評
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色々とためになることはあったが、まあそんなもんかな、みたいな部分が多かったかな。
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予想とは異なり、結構まじめな本。写真のトレースをベースとして、そこにさまざな描画手法を入れ込んでいく。ズルとは言うが、これくらい手間かけているならば、決してズルではない。単に筆記具の違いのレベルと同様と思う。マンガが描きたいという意思があるならば、絵がかけないことは超えられるということがよくわかった。やりたいことは熱意さえあれば、実現できる、そんな例と思った。
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絵が描ける人向けでした。
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絵が描けない(苦手な)人でもマンガを描けるようになる方法を解説した本である。
要点は4つ。
・写真を撮ってからそれをトレスしていれば、どんな複雑なデザインでも描ける
・絵が立体的に見えるかどうかは、線ではなく影で決まる
・そのキャラクターの性別・年齢がどう見える化は、パーツ(目や口、輪郭)で決まる
・パースについての解説(自分には理解できず)
別に自分には、絵の心得もマンガを描くつもりもないので、特に思うところは無かった。
実際に漫画家を目指す人が読めば、得るものはたくさんあるのだろうか。
ただ一つ、「影をつけると立体的に見える」という手法は良かった。
実例が載っているのだが、確かに影の有無で、立体感がまるで違ってくる。
「上手いけどなぜか平面的に見えてしまう絵」というのがたまにあるが、なるほどこういうことか、と感心させられた。
ではあるが、文章が稚拙なのと、文中の寒いギャグのオンパレードは何とかして欲しい所である。
この手の本を出すなら、プロのライターを一人雇ったほうが良いと思います…。