トイレのピエタ [DVD]

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監督 : 松永大司 
出演 : 野田洋次郎  杉咲花  リリー・フランキー  市川紗椰  古舘寛治 
  • 松竹 (2015年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105071001

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トイレのピエタ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 余命3ヶ月という言葉は、多くの物語の題材となっており、使い古された感が否めない。
    さて、それではどう描いていくか? それが表現者だと思う。

    手塚治虫の最後の日記から構想を得たというこの作品。
    手塚治虫の娘に酷評されたのは、胃がんの苦しみが何も描かれていなかったからだというが、確かに、タイトルをそのまま「トイレのピエタ」としたのは良くなかったかもしれない。

    この作品は、生気のない主人公と鮮烈な生を放つ女子高生とが対比されており、ラストは、彼がしっかり人生を生きている姿がありありと描かれ、なんとなくその生気に満ちた眼差しに救われる。

  • 野田洋次郎 胃癌 僕生きてますよ リリー・フランキー 宮沢りえ 大竹しのぶ どうしたら死ねるんですか? 個展開くんだ リストラ 営業 つわり 産みの苦しみ 吐き気 下痢 プール 死ぬほど暇

  • 洋次郎初主演映画。

    生きることも死ぬこともできない人間を、形は様々だが精一杯、生きている人を通して表現。

    1秒先、向かう者とただ訪れる者。

    向かうきっかけも人それぞれ。
    自分の気持ちに正直に、心の声に耳を傾けて生きたい。
    それが、自分にとっての生だと思うから。

    これからも、闇を臆せず照らせる光を目指したい。

  • 野田さん弱い、細い、大丈夫?と心配になる

    面白くはなかった

  • 手塚治虫の名前で観てみようと思いました。ただし、原作ではなく、原案を元に作られた。手塚は病室で死の直前まで、日記や漫画のアイデアを書きつづけていた。
    死の間際に震える手でこんな事を書いた。

    一九八九年一月一五日

    今日はすばらしいアイディアを思いついた!トイレのピエタというのはどうだろう。

    癌の宣告を受けた患者が、何一つやれないままに死んで行くのはばかげていると、入院室のトイレに天井画を描き出すのだ。

    周辺はびっくりしてカンバスを搬入しようと するのだが、件の男は、どうしても神が自分をあそこに描けという啓示を、 便器の上に使命されたといってきかない。

    彼はミケランジェロさながらに寝ころびながらフレスコ画を描き始める。 彼の作業はミケランジェロさながらにすごい迫力を産む。 傑作といえるほどの作品になる。 日本や他国のTVからも取材がくる。

    彼はなぜこうまでしてピエタにこだわったのか?これがこの作品のテーマになる。

    浄化と昇天。これがこの死にかけた人間の世界への挑戦だったのだ!

    生前最後の文章であり、最後の原作としての扱いをされている。手塚の遺族からはこの映画は好意的には受け入れられているが、手塚の思いや語ろうとした事とは違うと納得はしてない的な事を述べている。

    絵描き崩れの男性と女子高校生の二人に注目されがちだけど、決して恋愛物語でない。

    同じ病院にいる子供、その母〈宮沢りえ〉その二人の方に切なさを感じてしまった。

    納得しないというのか、釈然としない、一つに死というものも、サラッと描き過ぎている。死の迫った病に対して、辛く、苦しく、時には汚かったりする、そういったものをサラッと取り払っている。そこにリアルを感じられず作られた綺麗事の物語にも感じてしまう。

    主役の絵描き崩れの子は人気ロックバンドの人。演技が上手いのか下手なのかは微妙な所ですが、淡々とした所が逆に味になってます。それを脇がガッシリと固めている。ちなみに彼が出るという事で宮沢りえ、大竹しのぶも出演を承諾したみたいです。

    手塚治虫という名前が無ければ、観なかったかと思います。その名前が本格ワサビのようにズッシリときいて回るお寿司でもそれを感じさせない。

    手塚治虫の思いなどは、引き継いでいる気はしました。

  • 野田洋次郎の演技、意外と良かったんじゃないでしょうか。
    脇役がリリーフランキーとか古舘寛治とか岩松了とかで固めているから野田洋次郎の演技が多少ブレても映画全体は落ち着くよね。
    原作が手塚治虫なんですね。知らなかった。野田洋次郎には今後も期待。

  • 「生」を題材とした歌を歌うことが多い野田さんが主演だったので、説得力がありました。杉咲花ちゃんの演技はヒステリックでとても怖かったけど一つ一つの言葉が胸に刺さりました。毎日大切に生きようと思えます。

  • 彼女が叫ぶ『死ね』と言う言葉は
    もうそれはどうしようもなく
    涙に濡れる『愛してる』なのだ。

    絵が完成した時
    トイレに座った時
    天井見上げた時
    彼は救われた。
    確かに救われた。

    全部に意味はあるの。
    きっとある。
    なぜ死ねないのか。
    なぜ生きるのか。

  • 脇役がえげつない。見逃せません。思春期迎えた若い子には響きそうな作品だと。主役の人が役者さんじゃないことに一番驚きました……。あと、花ちゃんはもうこういう役しかやらないの??(笑)

  • とても静かで綺麗で、その中の女子高生がアクセントになりつつも壊さずに気違いじみてながらもそこから脱せれない姿を見せつけられた。
    不治の病やら生死の物語やらの映画は溢れているけれどこれは御涙頂戴ではなくてその証拠に死には誰も携わってないし見せない。
    映画を見た後の「ピクニック」は要約しているようででも短いながらも映画を補っている。

  • 主人公は余命が長くないと宣告されるガン患者だけども見た目に痩せ細っていくという演出はないのは
    見た目には生きている人(これからも生きる人)と変わらないのに死が近い
    ことを表現しているのだと思った

    ヒロインの杉咲花が主人公にドストレートな言葉をぶつけるのが心に刺さった
    言えば全部が自分の思い通りになると信じてる、もしくはそう思っていないと生きるのがツラい
    という10代女子の痛いくらいの純粋さが切なかった

    ふと「命短し恋せよ乙女~♪」という大正時代の流行歌を思い出した
    もしかしたら杉咲花ちゃんを主人公にしてタイトルは「ゴンドラの唄」もしくは「生きる」にすれば良かったんじゃないかと、思ってみた

  • 野田洋次郎 は、いいねぇ。
    身体の中に 何かがあって
    爆発しそうな 雰囲気を 抑えている。

    身体の中にある 死 という現実。
    才能がありながら、それがみとめられるには
    時間がかかる。

    杉咲花という 生意気な女子。
    体当たりで 演じている。
    何かに、怒っている。
    その怒りが ストレートに表現される。

    大竹しのぶ が お母さん。
    岩松了が お父さん。
    宮沢りえが がんの子供を持つ母親。
    脇役が 豪華である。
    リリーフランキーが 同室の病人。
    盗撮が趣味。

    しかし、作品としては、成功していないなぁ。

  • 園田宏は美大を卒業して画家を目指していたものの、今は絵も描けず窓拭きのバイトをする日々をおくっていた。
    仕事中倒れた宏は精密検査を受け、検査結果は家族を連れて聞くように医師から言われてしまう。
    宏は病院で中年男性をゆすっていた女子高生 真衣を妹役に頼み、検査結果を聞くが余命3ヵ月と言われてしまう。

    手塚治虫の病床日記をもとにしたオリジナル作品。
    全く感情移入できない最悪な主人公だけに、後半それがいきてきます。
    後半の表情や行動にもっと動きあっても良いかなとは思うけど。
    あと、意外と脇役の俳優陣が豪華でビックリ。

  • あわわ面白かった(予想外で動揺)
    たける友情出演じゃないんだねえ!出てくるのどこや…とおもって待ってたらなにもしてないのに喧嘩売られて流す役でわろた

    洋次郎すごかったさらけ出してたいろんな意味で
    そこまでするんだね!?とおもった笑
    レスキューフォースぬりえの少年が天使すぎて、フラグがフラグすぎてアア…って感じだったけど、少年とのエピソードがかわいすぎてどれも好きだったな、絵は描いてほしかったな

    「どうして絵を描くのをやめちゃったんですか?」て聞かれるシーンがいくつか出てきて、割と目をそらしてたとこだったからイテテ、となりました
    あと誰かの絵を描くことって愛情表現なんだけど、それは作り手以外には、なんなら作り手でも伝わらないことがありますね、とおもった

    トイレ一面に絵を描くの楽しそうだったなあー!!壁一面に自由に描くのやりてえのだよなあ、絶対きもちよい
    あとわたしの夢のひとつに死ぬときは絵を描きながらがイイナーというのがあって、あのラストはそういう意味で理想形
    お涙頂戴じゃないあの終わらせ方よかった、好きだった

  • 窓ふきの仕事とか、自分と重なる部分があってすんなり入っていけました。
    何年か前にお祭りの金魚を学校のプールに放した事件あったなぁと思い出しました。映像で見るとこんなにも清々しいと思いませんでした。

    それと想像以上に刺さってくるセリフがあったり、ちょっと悪ぶってるのに良い奴と思わせる行動も好きでした。リリー・フランキーのエロおじさんもそうゆう人にしか見えないし。

    エンドロールで流れる音楽も良くて、ジーンとする映画でした。

  • 20151024視聴。2015年43作目。

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