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- / ISBN・EAN: 4934569360328
感想・レビュー・書評
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初めは何の事かチンプンカンプンで,セリフも聞き取り辛かったけど、詳しい内容はともかく、粋な映画だった。厳しい状況を、コメディタッチに描かれた事で、重くならず2時間半程が長く感じられなかった。
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ずいぶん前に勧められたのをようやく。
素晴らしい。素敵。あんまり良いので3回繰り返し見てしまった。題材、脚本、演出、映像、役者、どこをとっても良いところしかない。こういう映画を観るとほんとうに充実した気持ちになる。 -
日本人の粋さが詰まった。知的な、日本らしいグッとくる温かさの詰まった素晴らしい映画でした。
戸田恵梨香さんら演じる控えめな抑えのあるじょごと、満島ひかりさんの演じるお吟の粋でかっこよさがもう素晴らしくて、ずっとこの2人の崇高な絆を観ていたい。そう思いました。
江戸言葉や早口だったり、舞台っぽい台詞回しも多く、特に歴史に詳しくない私にはまだすべて理解できていないことも残っていたけど、それでもすっごくいい映画だってことが分かる。
江戸歴史に詳しいひとは私より更に楽し見るんだ
ろうなと思うと羨ましい。
またもう少しリサーチして観たい。みんなに観てほしい。そう思えた作品でした。 -
期待せず見て、良い意味で裏切られた気持ち。展開も早くて、しゃべりも早くて(笑)、テンポもトントントンって感じ。満島ひかりさんのメイクが良いと思いました。眉なしお歯黒って最近の時代劇ではあまり見なかったけど、昔の人ってこうだったはず。とても素敵でした。原作の本もよみたくなりました。役者さんも達者な方々ばかりで、安心して見ていられました。時代劇が大好きなのに、好みの作品が少なくて寂しかったのですが、これは大当たりでした。こういう作品がもっと増えたら良いですね。
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(2016/5/3)
序盤、まくしたてるような早口の江戸言葉が聞き取れず、最後まで観れるだろうかと思った。
時期に慣れ、展開に裏切られ、予想以上に引き込まれてしまった。
時代物を読むのは好きじゃないし、井上ひさしさんの作品も読んだ事がない。ものすごいことを考える方なんだと初めて知った。
(内容)
井上ひさしが10年をかけて紡いだ『東慶寺花だより』を原案に、原田眞人監督が実写映画化。質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。
江戸時代の縁切寺を舞台に、様々な事情を抱えて離縁を望む妻たちと、その再出発を手助けする戯作者志望の見習い医者・信次郎と御用宿の主人・源兵衛たちが繰り広げる悲喜こもごもを描く。
◎キャスト◎
大泉 洋/戸田恵梨香/満島ひかり
樹木希林/堤 真一/山﨑 努
内山理名/陽月 華/キムラ緑子/木場勝己/神野三鈴/武田真治
北村有起哉/橋本じゅん/山崎 一/麿 赤兒/中村嘉葎雄 他 -
大泉さんいいね。舞台出身の人たちの口上は安心して見れる。二人が急に親密になってしまった感が違和感あり。