- Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)
感想・レビュー・書評
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サイバーエージェント社の藤田晋社長による、「渋谷で働く社長の告白」の続編。
前作の発行が2005年6月、本作の発行が2013年4月。前作の最後で、サイバーエージェント社は黒字転換を果たすが、将来の成長、そして藤田社長のビジョンである、「21世紀を代表する企業」になるためには、メディア事業を育てる必要があると藤田社長は考える。本書は、そのメディア事業を育てるための藤田社長の奮闘を記録したものである。
サイバーエージェント社は、2021年9月期の売上見通しが6,500億円、営業利益見通しが1,000億円の大企業に育っており、それを牽引したのが藤田社長である。
本作で藤田社長は、メディア事業の立て直しのために、自ら現場に立ちリードする。前作の感想でも書いたが、こういった高成長、高業績の企業を育てるには、何より社長の献身と執念が大事なのだと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイバーエージェントの藤田社長による、「渋谷で働く社長の告白」に次ぐ告白本。上場後、広告代理業務から、メディア企業へ成長するにあたって直面した課題や葛藤について述べられており、経営者とはなんて孤独でありながら、会社の成長を考えていかなければいけないか様子が描かれている。
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面白い。熱狂が必要なんだね。
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壮絶すぎた。個人的に起業家自著伝では「渋谷ではたらく社長の告白」を凌ぐものはありませんでしたが、起業家の勇気最高でした。大きい会社、有名な経営者ということで知ってるつもりでしたが、価値観がぐりっとかわるほどの内容の濃さ。まだまだ自分は修羅場に行きついてないということを、改めてわからせてくれました。死地に出向く覚悟を受け入れやすくしてくれます。最高。