ハッピーエンドが書けるまで [DVD]

監督 : ジョシュ・ブーン 
  • ビクターエンタテインメント
3.26
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本棚登録 : 158
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988002702329

感想・レビュー・書評

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  • サマンサは、作家の父ビル、弟ラスティの3人家族。母親のエリカは3年前に父親を捨てて家を出て行った。
    両親の離婚を経験したことで、愛を信じなくなったサマンサは、ただ“楽しいだけ”の恋愛ライフを送ってきた。
    ところがある日、彼女の前に本気のアプローチをかけてくる男子が現れる!
    愛を失った父親、愛を信じない娘、愛に臆病な息子…。果たしてそれぞれの人生にハッピーエンドはやってくるのか!?
    離婚以来スランプで未練がましい父、父を見て愛を信じなくなった小説家志望の娘、恋愛に臆病な弟がそれぞれの問題(父は元妻への未練、娘は自身の男性不信、弟は彼女の薬物依存)に向き合う過程がユーモラスにビターに描かれていて、文学や音楽の前向きな影響、少しずつ躓きながら前に進もうとする主人公がいとおしい傑作ヒューマン映画です。ツンデレなリリー・コリンズ、ピュアなナット・ウルフ、一途なローガン・ラーマンの演技が、印象的です。

  • 離婚した前妻を忘れられない作家。その母親を嫌う娘と、奥手の弟。それぞれの想いを胸に、それぞれの人生を生きようとする。

    弟のカノジョが最後、出てくるかなと思ったけど。原題「stuck in love」の方がしっくりくるね。それにしても、みんなヤッてばかりだなぁ

  • 作家たちはどこまでいっても作家だ。噛み合わない歯車を内包して家族はまわる。

  • 小説家家族のそれぞれの恋愛話。
    パパは元妻のストーカー、娘は恋愛に冷めて尻軽、息子はヤバそうな女に初恋。

    みんな直情径行で羨ましい。
    stuck in loveが原題らしいけど、本当にみんな素直にloveにstuck(はまりこんで抜け出せない、立ち往生)で、好きなだけはまった後はウオーって抜け出して、スッキリさっぱりしてる。
    日本人的感覚なのかわかんないけど、もっとうじうじしてるよね大体。うじうじが長い。
    でもこの人たちはうじうじの終了を決定したらもう戻らない、余韻もほぼ無い、思い出し怒りとかもなく先に進んでいる。
    決して上手い生き方じゃないけど前向きなだけでこんなに清々しいんだなーと思う。見習いたい。

  • 何か大きな事件や出来事があるわけでもない。
    日常の中での、それぞれの立場での心の変化を描いた、という感じの作品。

    お母さんが、Thanks giving dayに戻ってきた時の一言、

    迷子になっていたの

    と、そういうことは、誰しも往往にしてあることだと思う。

    自分の気持ちを押し殺して我慢するより、迷子になって別れて、でも別れてから、本当に大事なものに気づく。
    迷子になってから、気づくまでの間に起こる全てのことがつながっていく。
    その時に取り返しのつかないことになっても、自分で選んだ道。
    また、居場所があるとしたら、それを待つ方も望んでいるのなら、それはそうなる運命か。

    そんなふうに思った。
    現実はこんなにきれいにいかないかもしれないけど、み終わる直前はホッとした気持ちになれる、心がすこしほんわかする作品。

    余談ですが、母と娘が似ていて、そしてとてもきれい。

  •  妻に出て行かれた作家と年頃のその息子と娘。三者三様の恋模様。

     リリー・コリンズとジェニファー・コネリーが親子ってすっごいいいキャスティング。二人とも似てて可愛い。
     三人とも作家(志望)でそのへんも興味がある人にとっては面白いか。声だけだけどスティーブ・キングが出てくるのには驚いた。

  • なんかいい作品だったなと。

  • 2016/07/31
    ある程度想像できてしまう「ハッピーエンド」だけれど、爽やかで温かいいい映画だった。
    リリー・コリンズはかわいいなぁ!
    それにしてもやっぱり邦題がダサ過ぎ。

  • 「こわいの」「わかるよ」
    本気で恋をし始めた主人公の女の子と、その相手の子との車内のやりとり。
    プレイガールちゃんは、得てして一人にのめり込んで本気になるのがこわい、怖がりさんなのだ。男の子は、傷つけたりしないよ、と包み込む。泣けた。

  • 素直にうるうる。
    家族4人、みんなそれぞれ弱いところがあって、それが描かれている映画だったのがよかったな。
    主人公の女の子の彼氏、良い人すぎる…!
    彼氏の考え方を通して、自分のお母さんのことも見つめ直せてよかったね。
    「ハッピーエンドが書けるまで」という題名のわりに、作品への苦労とかは全然ないです。作家ってこんな簡単になれるもの??とは思ったり。
    願わくばケイトもきちんと中毒を治して戻ってきますように。

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