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感想・レビュー・書評
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「身体を鍛えて清潔でさえいればTシャツにチノパンで十分かっこいい、太った人は何を着てもカッコ悪い」
という知識人の発言に衝撃を受けたところから始まった議論です。
でもその発言自体、五体満足主義的な差別意識まで入っていないと思うし、ちょっと考えすぎな気がする。
”社会が求めているものをつくることが正しい、というような正しさはそれ以外の言説を排除しかねず、社会が排他的で保守的になっている場合、それらの欲求に応えることは、その社会傾向が加速することに加担してしまう。”
そういった流れに対抗するものとしての多様な「カッコよさ」、ということには納得できた。カッコよさは永続しないし、誰もが納得するカッコよさも存在しないから、様々な価値観をもったヒトやモノが、そうあり続けられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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