Mommy/マミー [DVD]

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監督 : グザヴィエ・ドラン 
出演 : アンヌ・ドルヴァル  スザンヌ・クレマン  アントワン=オリヴィエ・ピロン 
  • ポニーキャニオン (2015年12月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013407084

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Mommy/マミー [DVD]の感想・レビュー・書評

  • "人生はきっと楽しい
    浮いても沈んでも自分の人生
    止まってほしい時
    早く過ぎてほしい時
    いろいろあるけれど
    一瞬でも素晴らしい景色が、
    体験がそこかしこにはあるんだね "

    ある人が言ってくれた宝石のような言葉をふと
    思い出しました。

    君をみていると 何だかつらい
    無邪気さと無鉄砲、その不器用な剥き出しの心は
    ただ愛を求めていただけだったのに

    喜びと切なさはいつだってセットなんだよ
    たとえ一瞬でも思いをぶつけ、受け止めて
    貰えたのなら人は幸せだ
    生きていけるだろう

    決してなくならない宝物を抱きしめて 囚われることのない自由な心を
    青い空に羽根を広げて
    一瞬が永遠に繋がる 素晴らしい景色を、、
    その記憶が 君を生かす

  • 瞬間瞬間の美よ。
    エモーショナルな瞬間のあふれさせ方の巧みさ。

  • 音楽、カット、展開、どれも秀逸。特に人物の映し方にグザヴィエドラン監督の才能を見た。
    メインの3人、皆それぞれの人生に全力でぶつかっている。やはり母親の子どもへの向き合い方、自分たちの生への向き合い方が、大きな感動を生んでいる。特に母親役の女優さんの演技が光る。クライマックスの寝室でのシーンは何かが憑依したかのよう。何かをぐっと堪えているようでもあれば、身体中から迸るようなものも感じる。傑作である。

  • 「わたしはロランス」で喪失の物語を描いたグザヴィエ・ドランが、今度は失った愛情を取り戻す過程をひたすらに美しく切り取った。無限に広がる母としての愛を自覚しながら、現実という陸地の縁で立ち止まらざるを得なかった彼女の苦しみが胸に刺さる。

  • 2017.2.12
    監督グサヴィエ・ドラン

    見よう見ようと思いながら、この度やっと視聴することができた。「たかが世界の終わり」を映画館に観に行き、すぐさまドランに魅了されてしまった。
    どちらにも共通するのだが、微笑ましい場面、クスクスと笑ってしまう場面がありながらも、ストーリーは重たく、ラストにどどどどっと重いものがのし掛かるような、そんな感じ。人物同士の会話はテンポよく激しさがあり、騒々しさすら感じる。

    演出や映像や音楽には監督の拘りやセンスが詰まっていて、その中に吸い込まれるような感覚になる。とても美しい。

  • 解決が難しい難題息子

  • グザヴィエ・ドラン作品で最高評価だった本作。 しかしながら期待値が高すぎたのか想像以上のインパクトさに 欠けたかんじだ。 テーマ自体がADHDを持つ息子とその母親との悲喜交々、屈折した愛を描いている。母一人子一人で生活する中で、近所に住む女性との交流を境に少しづつ日常生活に平穏さを取り戻すかの様に見えたが、、息子の特異な気質が原因で放火という惨事を招いてしまう。当然ながら母親はその罪を賠償する責に追われ次第に精神的・経済的余裕が失われ、やがて最愛の息子を 強制的に施設に入れる事を選択するのだ。        ストーリー的にはアンハッピーで切なく、不本意にも信じていた母親によって施設に強制入所させられる息子のスティーブの寂しくも悔しい無念の気持ちと、断腸の思いで息子を施設に入れる母親のダイアンが久しぶりに一人暮らしに戻る事への颯爽とした開放感が観ている側をさらなる複雑な感情へと追いやる。 母親のダイアン自身もどことなく子供っぽさの残る性根で時折、息子と全面的に喧嘩してしまい収集がつかない場面がある。母親というだけでなく一人の女性として自由気ままな暮らしぶりで奔放さが伺える。そんな不器用な母親へ一頻り不器用に一途に尽くし屋な息子。ある意味で親子以上恋人未満的な関係にすら見えてくる。所々、伏線が消化できず腑に落ちない点がいくつかあり、消化不良感がある。あえてもどかしいエポソード、または解決し得ない日常の問題をそのまま放置してありのままに表現した結果なのか。。とにかく謎です。 本作は画面サイズにも拘りがあり正方形の構成で観ている最初は少し違和感を感じたが次第に気にならなくなった。 作品全体にいつも言える事だがファッションや絵的な表現力は流石にグザヴィエ・ドラン=クウォリティ!   私の中でインパクト大な母親といえば、やはり「マイ・マザー」の母親が一番インパクトがあり、典型的な「おばさん」だったね。わかりやすいし、単純に面白いです。

  • 何か解決策や希望を見せることはないので重苦しさはあります。独特の狭い画面で状況 のギリギリな感じを加えていますね。それが三人揃ってサイクリング(彼はロングボードでカートを押しているんですが)のシーンと三人揃って海辺にドライブに出かけるシーンで画面が広がり、開放的な気分になります。母親の毎日を一生懸命生きている姿がとてもたくましい。

  • 愛を求めながらも不器用にふるまうほかないADHDの息子と、息子の暴力に手を焼きながらも必死に愛し生活していこうとする母親。子供に障害がある場合、育児を放棄できる法律があるという設定のもと、母親の愛が試される。

    音楽がツボでした。曲の歌詞によって登場人物の感情を描く手法や的確な演出によって分かりやすい。ドラン風の激情的な登場人物の愛の揺れを描いた傑作というほかない。

  • 最初は驚いたものの、観終わってみれば間違いなく必然性のあるアス比と画面使いだった。
    映像美と演出の巧みさにも舌を巻いた。

  • 激しかった
    はじめ視界の狭さにとまどった
    逃れ飛び立…

  • 2014年公開
    監督 : グザヴィエ・ドラン
    ==

    手に負えない子どもを無条件で放棄できる法律のある架空のカナダで、多動性障害の息子と母親の間に起こるお話。

    さわやかな色合いのジャケットに騙されると、結構中身はハード目です。愛するということがここまで試されるとは、
    つらいというか、親族とはいえ別の人間と一緒に暮らすことの面倒くささと、愛のややこしさを、際立って伝えられた気がします。

    最後に母が出した結論には、いろんな感想があるんだろうなと思うし、彼女も無条件で晴れやかな顔ではなかったけど、そうやって進めていかないといけないのも人生。生々しい映画。

  • グザヴィエ・ドランの作品の中でいちばん刺さった。

  • ドラン作品2作目。ドラドラ(^-^)/

    やっぱ独特な雰囲気あるよな。
    淡々としているけど、引き込まれる。

    架空の設定だけど、いまの日本でも民間更正施設の問題とか出てるから、親の選択って意味では、かなりリアルな問題やな。

    ズッシリきたよ。

  • 2016/2/12 ADHD?難しい障害の病気なんだね
    障害を持つ子供を育てる親は本当に大変だと思う。説明しようとしたり説得したりする事も難しいから…最初に見た感じでは 暴力的になるって以外にそんな変わった様子も見れなかったけど…だんだん、親1人の力では どうにも出来ないところまで追い込まれてしまうのが痛いほど分かる気がした。少年は自由で長いスケードボードで青空の下を走る姿は清々しい感じでした。海辺のシーンから 急に画面が広がり 親が普通に将来を考えると こんなふう…だと妄想シーンだったのか?あの画面の撮り方は素敵でした。ラストは悲しい気持ちでいっぱいだったけど…希望を捨てないという望みにかけて 決めたってことが心救われた。若い監督だったんですね。素晴らしい作品でした。

  • 画面の使い方が独特。息子役のアントワン=オリヴィエ・ピロン素敵です。

  • 音楽がよすぎる…ドラン作品のサントラ全部ほっしい!!
    「未来をわしづかめ、過去はクソ!」

    こう、覚えていたいセリフがいっぱいの映画って、やっぱいいヨネ…それにしても2時間くらい経って暗転増えてきて(えっここで終わられたらよくわかんない困る!)って焦るターンが4回くらいあった笑

    あとやっぱ配役、というかメインキャストは見たことある時間女性たちだったー
    母といえばこのひと、みたいな感じなのかなドラン

    しかしひとをイラつかせるリアルなシーン撮ったらナンバーワンなんじゃねえのとおもうくらい、アーこいつ、ああー!、ってなった笑
    子育てって大変だねえ…まだもちろん他人ごと

  • 恵比寿ガーデンシネマにて。

  • 時間なくて劇場に観に行けなかったんだけど、飛行機の中で観ることが叶いました。
    相変わらずセンスが抜群。映像美はもちろんのこと、ところどころのスローモーションな表現やスクリーンの大きさの変化で巧妙に強弱がつけられている。
    とにかく鳥肌が立ちっぱなし。観終わった後も鳥肌がぞわぞわするほど。

    S-14法案が成立し、発達障がい児の親が経済的困窮や身体的・精神的な危機に陥った場合、法的手続きを経ずに養育を放棄し施設に入院させることが可能に。

    ADHDのスティーヴは一度スイッチがオンになると止めることができないほどに暴力的になる。施設を追い出されシングルマザーの母との二人暮らしがはじまるのだが…

    障害者を放棄してもいいという法律ができたとして、そこで揺れる親子の絆が、あまりにもリアルに描かれている。ドラン、すごいなほんと。

  • Mommy
    2014年 カナダ 138分
    監督:グザヴィエ・ドラン
    出演:アンヌ・ドルヴァル/スザンヌ・クレマン/アントワン=オリヴィエ・ピロン
    http://mommy-xdolan.jp/
    https://www.facebook.com/XDolan5th

    『マイ・マザー』と同時上映で観たので、5年の歳月を経ての「母と息子もの」として比較するとなかなか興味深かったです。『マイ・マザー』では、反抗期で同性愛者の息子に手を焼いた母が彼を寄宿学校に放り込み、母を恨みながらも息子は脱走して母に会おうとする展開だったけれど、『マミー』では、多動性障害のある息子に手を焼いた母が彼を施設に送り込むも、母に裏切られたはずの息子はしかしやはり、脱走して母のもとに戻ろうとする。

    キャストもかぶっていて、母親役はどちらもアンヌ・ドルヴァル。そして息子の「教師」として現れ少しだけ彼を救うのがスザンヌ・クレマンというのも同じ。息子役こそ今回さすがに年齢的にドラン自身は演じていませんが、イメージの中での将来像は自分で演じていたし。

    両者の大きな違いは『マイ・マザー』では息子側の視点中心だったのが、今回は母親目線のほうが中心であること。大人になったドランは、母親の気持ちを慮る余裕ができたのでしょうか。これがひとつの答えなのかな、という気はしました。

    メインキャストの3人はいずれも熱演でした。けして上品とはいえないけどパワフル母ダイアン(アンヌ・ドルヴァル)には葛藤以上の愛があったし、かつて息子を失い失語症になってしまった元教師のカイラ(スザンヌ・クレマン)は、ロランスのときの奔放さとは真逆の抑えた演技で、二人の女性のあいだに芽生える友情は感動的だった。

    ドラン作品ではお馴染みの真四角のスクリーンが唯一横長に戻り、オアシスのワンダーウォールが流れる未来のイメージシーンの多幸感は圧巻。それだけにあれが、どうか実現可能な現実であってほしいと願わずにはいられない。勝手にハッピーエンドを信じておこうと思う。

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