21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 [Kindle]
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2015年7月22日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (236ページ)
感想・レビュー・書評
-
不完全、カオスな状態を受け入れて楽しめ、ってのご印象的。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デザイン思考の取り組みの各ステップについて、具体的なデッサンはノートの書き方などを交えて紹介されており、今まで抽象的だった部分がよく分かったのでよかった。
-
素晴らしい内容だが、最先端の内容過ぎてデザイン関係のビジネスに関わっていなければ本質を捉えきれないだろう。
-
VISION DRIVENで説かれていることへ強く共感し、同著作者の本書も手に取ってみた。
タイトル通り、デザイン思考を主題としてビジネスへの効用が丁寧に描かれており大変勉強になった。
右脳を磨くことは、思った以上に重要なのかもしれない。 -
凝り固まったビシネスマンの左脳疲れを癒やす方法
まぁ理解できるけど、もう少し解りやすく書けないものか? -
狙った訳ではなかったけどSAP作った人が書いた本だった。使う言葉が自分達の仕事と同じで共感できるところが多かったし、そういうことかと思う所、未来予想図的な所が面白かった。仕事に取り入れられそうな事もありデザイン思考をもっと知りたくなった。
-
「デザイン思考」とは、結局、方法論というよりは、物事の見方をかえる、そして、生き方でもあるんだ、と考えさせられた。
長年、会社で働いていると、知らず知らずのうちに本書でいうところの「ビジネスマンの常識」を身に着けている。しかし、そうではなく「デザイナーの常識」が必要なのだ、と説いてくれる。
「デザイナーの常識」を得るためのヒントが詰まった本である。
また、本書は、著者の鬱病になったこと、「右脳と幸福感」に関する言及が本書のオリジナリティを高めていてくれているように思う。
下記に引用する、最後の言葉が印象的であった。
「左脳全盛の社会の中でも、生活や仕事の一部にでも右脳の「作り出す」力を生かせる環境をつうっていくことや子どもの創造力を阻害することなく育んでいくことが、私が人生をかけてチャレンジしていきたいライフ・ビジョンです」
本書で紹介されていて、自分が読みたいと思った本,觀たいと思った動画は、下記の通りである。
「ハイ・コンセプト」
「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」
「発想法―創造性開発のために 」
濱口hideshi break the bias
https://www.youtube.com/watch?v=6g2pMOYmyoQ
パワフルな洞察な発作
https://www.youtube.com/watch?v=ttVSuXjUFFs -
デザイン思考という概念について学んでみたかったので本書を読んでみたのだが、中身はちょっとふわっとした議論でデザイン思考とはなんなのか、という点に対してなんとなくしか分からなかった。しかしながら、ところどころに出てくるユニークな視点は、視野を広げて物事を考えるためには結構いいのではないかと思った。
自分自身がコンサルでありフレームワークとかに馴染みがあるからかもしれないが、ちょっとまだ本書の良さを理解できるに至っていない。 -
ロジカルシンキングを突き詰めても凡庸な解決策しか出ないというあるあると、「アイデアの出し方」的ひらめき発生方法の中間(ちょっとひらめき寄り)にあるのがデザイン思考。
きちんと段取りして手順を踏んで進めて行くこと、はっきりきっちりさせたいという欲望。
この2つにこだわらない。
たたき台(プロトタイプ)を早めから作って、どんどんブラッシュアップさせる。
などロジカルシンキングで進める仕事とは違う方法を認められるようになることが第一歩。
両方使いこなせる、ハイブリッドな人材になるべし。ということが伝わる。
カスタマージャーニーマップ、ビジネスモデルキャンバス、ポストイットを使ったブレスト…など、
ちょっと流行った技法がデザイン思考でものごとを進めるときのいち手段だったということも分かった。
示唆が多い書籍。