本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111248947
感想・レビュー・書評
-
体調不良から休職をしていたが、ようやく復職できることになった矢先の金曜日に、上司から解雇を言い渡されたサンドラ(マリオン・コンティヤール)。
解雇を免れる方法は、16人の同僚のうち過半数が自らのボーナスを諦めること。
ボーナスをとるか、サンドラをとるか、月曜日の投票に向け、サンドラは家族に支えられながら、同僚たちを説得に回る。
愛とかすかな希望を抱いて、彼女の長い週末が始まる…。
不景気を理由に弱い者を切り捨てるかボーナスか選択させる状況はフランスだけでなく世界的に広がっていて、弱者切り捨てではなく、富も苦労も分け合い共存する方法を考えるきっかけになる映画です。
自分がやっていることは物乞いと一緒ではと迷いながら家族や友人の支えを得て、少しずつ強くなっていくサンドラを演じたマリオン・コンティヤールの演技が印象的です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鬱病が完治し、仕事に復帰しようとしていたサンドラ。しかし、会社側は同僚たちに、サンドラの復帰か、ボーナスか選んで投票するように迫る。サンドラは同僚を説得して、復職できるよう闘う。
勇気をもらえる作品だ。鬱病を患っていた人を解雇しようとする社長もひどいが、同僚の人たちも豊かな暮らしをしているわけではないので、複雑だ。