なれる!SE13 徹底指南?新人研修 (電撃文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 新人教育、マネージャーの要諦。いまさら勉強になってしまった

  • 工兵、いつもの無茶ぶりで社会人二年目にして新人教育。上に立つということは、それだけ責任が伴います。威張り散らすのはだめで、下手に出過ぎてもだめ。そうかといって、友達感覚もだめ。本当に難しいと思います。結局は生ものが相手なので、個別に対応するしかないのですが、本書で下と付き合う上でのヒントをもらったように思います。一部、回収してない複線部分もありますが、次巻以降に期待。

  • 新人が入社してきて、それを教育する立場に。主人公の成長が窺える。一人は意識が高くて空回りするタイプ、一人は仕事に無頓着でおっとりしているタイプ。最初に失敗して、本人の適正に合った仕事を任せてからの、最終的に難局を乗り切ってめでたしめでたし。まさにという感じ。歴代の女性陣がそこかしこで出てくる。前巻のあとがきで「激動」と引っ張った割には展開の山場は無かった印象。

  • 新人教育か〜。元いた会社は、昔は一年とか一年半とかのEntry Level Trainingと呼ばれる教育が行われていたが、近年はだんだんと期間が身近かくなり、OJTが多くなってきたようだ。知識がある人材には直ぐに現場で仕事をさせている。それがいいのか、どれがいいのか?

  • 夏海公司のなれる!SE13を読みました。
    サブタイトルが徹底指南?新人研修ということで、今回のテーマは新人研修です。

    桜坂工兵も入社2年目になり、なれる!SEも13巻目になりました。
    いやいや、各巻のイベントは普通に半年から1年くらいかかるプロジェクトだったから工兵ももう十分中堅社員ですね。
    今回のテーマは新人研修と言うことで意識高い系の新人やゆとり満載の新人に工兵も振り回されてしまいます。

    作中で橋本課長から指摘される、新人の特性をちゃんと把握して育成していたか、という指摘は自分を振り返ってみるとちょっと胸が痛いですね。

  • 定番になった妻ネタわ笑えるし、本当にいそうな程度の腹が立つ新人社員の描写、だがその社員たちも仕事の与え方によっては輝く、そして影で支える先輩社員…、最後はとてもすっきりさせてくれる。
    自分の業種の話だからなのか、毎回非常に面白い、実は凄いシリーズなのではないかと思ってきた。

  • 今時の新入社員描写としては結構リアルなのかと思ったり。
    現実にはこうはうまく進まないとは思うが、何となく結末に安心してしまうのは年齢のせいだろうか。
    情報システム業界だけではなく、どの業界でも企業は人材育成という意味で多難なんだろうな。

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著者プロフィール

2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞。代表作に電撃文庫『なれる!SE』『ガーリーエアフォース』などがある。

「2021年 『僕らのセカイはフィクションで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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