恋してる、生きていく (ディアプラス文庫) [Kindle]

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  • 新書館
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感想・レビュー・書評

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  • 夕映先生の「山」の作品は本当にどれもいい。
    丁寧で素敵です。
    先生が亡くなられた事はとても残念でなりません。
    素敵な作品を残して下さった事、ここで感謝します。

  • アウトドア用品店員&山岳写真家の一途攻め穂高×心臓病を患うホテルオーナー健気受け梓。

    凄く静かに進むお話し。
    山の描写もそうだけど、2人の関係も3年前に穂高から告白されそれを拒んでしまったところからゆっくりと始まって行く。
    攻めは諦めて無いながらもある程度の距離を取り、梓の気持ちを尊重し思い遣っている。
    健気と言うか男前と言うかとても誠実な人。
    ただ受け視点でも梓に向ける熱を隠せてないし、梓の気持ちに気付いていながらも言葉で伝えてくれるのを『一生』待つつもりだったとか。
    どれだけ一途で良い男なんですかーー!!
    受けは病を患っていて穂高を一度は拒んでしまうんだけど、穂高の優しさや生命力に感銘を受けて、生きることを望むようになる。
    いやー、2人とも心が優しくて読んでいる私も心が洗われるようで良かった。

    それと梓の初登山の頂で穂高が指輪を渡し、永遠を誓うシーンは本当に感動した!もう最高!!
    私的にBLのペアリング事情が大好物なので、かなり萌えたー。

  • とてもシンプルでいながら心温まるお話でした。本編が短いと思っていたら、投稿作として掲載された作品だったんですね。短い中にも恋愛と心情がバランス良く描写されていて、なるほどな作品でした。
    物語自体はありがちにも関わらず、こういうのが王道なのだという安定感。舞台にも魅力があって読後感もさわやか。
    キャラも、落ち着いた受にそれを穏やかに見守る攻という大人な組み合わせ。少な目に見えてじわじわくる萌えでした。挿絵の美しさもピタリとハマっています。

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