- Amazon.co.jp ・電子書籍 (221ページ)
感想・レビュー・書評
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著者は、最後に『作り手の背景やステークホルダーの行為を考慮せずにデザインすることがいかに危険かを理解いただけたのではないでしょうか』と述べている。
まったく同感だ。
コンセプトってどう導かれるんだろう?
作り手の背景、要求、ステークホルダーの行為といったコンセプトにつながるであろう要素そのものとつながりを理解するため、関係者間で何度も行き来するしかないと思っていた。
おおむね間違っていないが、この著書では その方法論やコツやポイントが述べられている。
このようなコンセプト設計の際は、あえて書くべき、かつ描くべき。。。と思っているが、残念ながら理解を得るのはむつかしく、うまくいかないジレンマがあったが、この著書で 勇気をもらった。もう一度、挑戦しようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
説明書を見なくても直感的に操作ができるようなデザインについて説明があり、障害となるところをいつくかのバグとして紹介していている。
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ものの周辺を俯瞰して観察し、バグを見つけて改善に向けていく、行為のデザインの思考は、ものづくり以外にも応用できると思う。物事を調整することにおいても、「行為をスムーズに美しく振る舞われるためにどうしたらいいのか」というこのような考え方は応用できるように思う。ぜひ心がけたい。
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序盤は、ユーザー体験を想定されたデザインにしようね。というだけであまり新鮮味はなかったが、
後半につれて面白かった。
・直接感性と間接感性
感覚・創造・啓発・技術・文化・背景感性価値
自分たちのプロダクトがどういう価値にはまって、ユーザーは利用してくれているのかを考えながらプロダクト設計しないとなと思った。
感覚的にすきになってもらい、背景を知ってより好きになる。だけでなく、別のところで価値を生み出せないかな。 -
実学書