- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988003835682
感想・レビュー・書評
-
主人公は園監督の「昔の姿だ」というお話を聞いた覚えもあります
絶賛はしませんが決して嫌いな映画ではありませんでした。
園監督らしさもあります
長谷川、麻生両氏も素晴らしい。
でも怪獣映画でした。
これは子供の頃に染み付くように見た円谷怪獣映画そのもの。
「登場ピカドン」とか「クリスマスの贈り物」とかの
タイトルを付けて園子音監督によるウルトラマンの1話。
・・・として見たらすごい出来。
園子音のフィルモグラフィーで見たらどうなのかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
園子音監督にしてはびっくりするくらいのファンタジー設定。
うだつのあがらない会社員の鈴木凉一は、唯一の龜のペットだけが心許せる存在。でも、会社でその存在をからかわれたことで、ピカドンの名付けた亀をトイレに流してしまう…。
下水の下には、流されたものの行き着く場所があって、カメはそこで、ご主人様の願いの叶う飴をなめてしまう…という話。
鈴木の夢は、日本スタジアムでライブをすること。その夢を叶えるごとに、カメはでっかくなってく、という設定。
でもなー…ここまででっかくなっちゃうと…リアリティーも皆無…(T-T)
きっと年末には、おもちゃたちに記憶をなくす飴でもなめさせるんだろーなーと思ったら、そーか、もとに戻すのね!?
そしたら早く直してあげたらいいんじゃ…。
それよりイッちゃってる時の鈴木(長谷川博己)がやばい!この人、いちおーカッコいいとか言われてなかったっけ?
&ギリギリ歯ぎしり、の曲はこの映画でも聴けるわけね(笑)
なんだろう、園監督、特撮が撮りたかったのかな?(・_・?)ピカドンかわいそう…動物の愛には弱いのだーーー
エンドロールの「この映画では動物の虐待はしておりません」に笑った。もちろん!人にも動物にもものにも優しい思いを感じましたよ。 -
長谷川博己と麻生久美子。
二人の共演なので 期待したが
ほとんど駄作。
脚本に 無理がある。
誰からも いやがられていた ロックシンガー。
ふーむ。ロックシンガーとは いえないけど。
ロックの定義が不明。
バラード的な歌。
確かに、長谷川博己は 歌をうたうことができるが
そんなにうまいとも思えない。
カメのおかげで トントン拍子に 人気歌手になるが
そんなに、甘くないでしょう。
それで、カメの神通力がなくなったら、終わり。
麻生久美子は 最初から終わりまで 変化なし。
変化ないところが、魅力なのかもしれないが、
あまりにもかわいそうである。
映画の期待に対して なんじゃこれ といって終った。 -
楽器の部品会社で働く鈴木良一(長谷川博己)は、以前はロックミュージシャンを目指していたが挫折。同僚の寺島裕子(麻生久美子)に想いを寄せているが、小心者すぎてまともに話すこともできない。
ある日、良一はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命を感じる。諦めたロックミュージシャンへの道、裕子への想い…良一の人生を取り戻すために必要な最後の欠片〈ピース〉との出会いが転機となり…。
園子温監督が書き下ろしたオリジナル作品!
万年胃弱で冴えない鈴木のサクセスストーリーと怪獣映画のミックス。「地獄でなぜ悪い」と同じく自伝要素が強いので、主人公の閉塞感や成功への執念がリアルだし、貯水地でのがらくた達のシーンはティムバートンっぽいし、夢や豊かになることが果たして良いことかという硬派な問いかけ、音楽業界の裏側のシニカルな風刺、長谷川博己のダメ男とロックスターの絶妙な演じ分け、麻生久美子の地味女ぶり、ファンタジックな傑作青春ファンタジー映画です。 -
ここまで恥ずかしげもなくバカバカしいと、賞賛を送りたくなる。しかも麻生久美子が最後までキレイに映らないところも良い。西田敏行がサンタになったり、亀が巨大化して東京を破壊したり、何だかわけのわからないものを見るうちに、忌野清志郎のボーカルが流れ始めて、それまでのバカバカしさが吹っ飛んで純粋に心動かされてしまった。
-
元ロッカーの冴えない男が亀を飼ったことから不思議な現象に巻き込まれる。
大人なファンタジーな映画。
これって輪廻転生的な繰り返しがテーマなのかなぁ。。。確かにクリスマスっておもちゃがたくさん子どもの手に渡って、やがてゴミになっていくわけだからなぁ。。。
おおまかなストーリーや長谷川博己の怪演はいい。パーツパーツはいいんだけど、なんかチグハグなんだよなぁ。。。 -
先日、映画「ラブ&ピース」を観ました。
園子温監督作品ですね。
で、今作は、ファンタジー的傾向の作品だと思いますが、園子温監督は、ほんといろんな作風の映画を撮りますね。
あと、亀の声がかわいかったです。 -
園子温天才だ、と久しぶりに思った。やっぱ特異な監督ですね。ファンタジーかよ。もう少し毒素抜いたら万人受けの感動ハートウォーミングだったけど序盤は園子温色がやはり出ているからそうはならず、もう少し毒素注入してたら往年の監督ファンは喝采だったろう、という意味ではターゲットが明確でなくて評価は得られにくいと思うけど、まあそんなこと気にしない人物であってほしいですね園子温という監督には。
今回の特撮の経験を活かしてワールドイズマインとか撮ってくんねーかなぁ監督。 -
かなり露骨な構成だけど、上手いなぁ。
ピカドンを無害化して、野望も過ぎ去り、小さな幸せに生きる。
ただそれだけなんだけど、綺麗にながれるんだよなぁー -
微…
-
園子温の中でも最高のクソ映画。中身はクソだけど、園監督の作品でしか見られない俳優の狂気、サイコパスに満ちた演技は貴重。
-
最初は観るのがつらい。が、半ばから話が進んで面白くなってくる。歌う亀ちゃんが可愛い。そして、西田敏行がまさかの⁉︎
ベタなファンタジーに耐えれると楽しめる。 -
これはどう味わえばいいのか正直分からない。
-
2017/4/10
スローバラード -
らぶあんどぴーーーす
おまえをーーーわっすぅーれなぁーーいーー
シュールで”洒落”ている。 -
制作年:2015年
監 督:園子温
主 演:長谷川博己、麻生久美子、渋川清彦、奥野瑛太
時 間:117分
音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch
2015年夏。
ロックミュージシャンになる夢が破れた鈴木良一は、今や楽器の部品会社で働く冴えないサラリーマンとなっていた。
気が小さいあまりに、思いを寄せる同僚・寺島裕子に話しかけることすらできずにいた。
そんな中、デパートの屋上で出会った一匹のミドリガメと運命的な出会いを果たす。
良一はカメにピカドンと名前をつけかわいがっていたが、会社で馬鹿にされ、ピカドンをトイレに流してしまう。
すぐに後悔の念に苛まれる良一。
一方ピカドンは下水道を通り、地下に住む謎の老人に拾われ、思わぬ事態を呼ぶ。 -
園子温の映画久しぶりに観た。可愛い映画を撮ってますってしきりにバラいろダンディで行ってたな。内容はまぁまぁ。お金があると色々撮れるねぇ。スローバラードを使うのはずるい。
-
ファンタジーすぎる。
園さんっぽくない。
いや、ぽいっちゃぽいんだけど。
どうした。 -
誰が誰なんだか。
-
この映画はどの年代に向けて作った映画なのかちょっとわからなかった。
-
園子温監督の作品は初鑑賞。
今までこの言葉を使ったことがなかったのだけど、きっとこういうことをカオスというのだろうな、と思ってしまうような突拍子のない展開が続きます(爆)
だけど不思議に引き込まれて意外にもホロリとくるシーンもあり、ラストにはラブ&ピースをちゃんと感じさせてくれる映画で、飽きずに見られました。
長谷川博己さんの変貌っぷりがすごいです。