ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ [DVD]

監督 : トッド・ストラウス=シュルソン  
出演 : タイッサ・ファーミガ  ニーナ・ドブレフ  マリン・アッカーマン  アレクサンダー・ルドウィグ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.81
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本棚登録 : 68
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462098863

感想・レビュー・書評

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  • ファイナルガールズ
    惨劇のシナリオ
    Netflix
    コッテコテの80年台ホラー作品のトレーラー動画がええ味を出してて、一瞬「何これ?」って感じが面白い笑笑
    タイッサファーミガって「記憶探偵とガキのかかった少女」で印象的なヒロインでしたね。ニーナドブレフもめちゃ可愛いのに割とこう言うティーンホラー作品出てるよなぁ〜笑笑
    この前観た「ラストムービースター」って作品でもそうだったけど、米国は映画ファンが多いからか往年のホラーとは言え一作品のこう言ったファンイベント上映会ってのが有るの良いよなぁ〜国内でも全然ない訳じゃないんだけど、続編公開とかそう言った関連付けがないと古い作品の劇場再映とかあんまり無いもんなぁ〜小さい映画館だと趣味の作品チョイスしてるトコも有るけどね。それでもホラーは少ないわな…あんなタバコの火ぐらいでアルコールに火が点いたりしないと思うけどね笑笑。おおっタイムリープ物なんだ笑笑。映画の中に入り込んでしまった仲間が、あるキャンプ場大量殺人事件の被害者たちグループと合同で殺人鬼と相対する…まぁティーン向けコメディ系ホラーとしてはまぁまぁですかね。メチャ暇な時に時間潰しに見てくださいって感じです笑笑

  • 一言で言えばB級映画を題材にしたB級映画というところでしょうか。

    「ラスト・アクション・ヒーロー」や「カラー・オブ・ハート」などと同じ、テレビや映画の中に入っていっちゃうモノですが、憧れの世界に飛び込むのではなく、事故で死んだ母親が生前出演していたスラッシャー映画に入っていくという風変りな設定が特徴です。

    「若いカップルがセックスしたら何故か殺人鬼に殺される」という理不尽な法則を笑って楽しむスラッシャー映画を愛を持ってネタにしていて、これがなかなか面白いんですよ。荒唐無稽な法則があるのを知っているから、映画内の登場人物に「一枚も脱ぐな」といってセックスするのを阻止しようとするんですが、登場人物たちはセックスすることしか頭にない。
    特にアダム・ディバイン演じるカートはあの手この手で女とヤることしか考えてない強烈なキャラで、彼を止めようとするやり取りはゲラゲラ笑えましたw

    主人公が成しえなかった「母親との別れ」を経て成長する、という泣かせるドラマも用意してあって単なるバカ映画になってないとこも良かったですね。
    スラッシャーという人がオモチャのように死ぬジャンルでは、基本的には死の重さは軽んじられてます。でもこの映画はあえてスラッシャー映画の死というものを斜め上の角度で切り込んでいるんですね。
    物語に入り込むのではなく俯瞰した状況から生まれる感情というものを乗せてみる実験的なアプローチが斬新で、スラッシャー映画を肯定しながら通過儀礼としての死もちゃんと描いている。見事なバランスだと思いました。

    ただやっぱり結構雑なところはあって、設定が割とガバガバなんですよね。敵殺人鬼をやり過ごす方法も割とご都合主義な感じがするし、思いつきでやってみたら成功したパターンも多くて演出が息切れしてるなーと。
    コメディだから多少強引な展開は許容されるんですが、展開のバリエーションが少ないのは退屈に感じる一要素でもあると思います。

    あとクライマックスのあのオチはどうなんでしょう。面白いのかもしれないけど遊びすぎなような気がして個人的にはあまり好きではないかな。
    冒険をしてちゃんと現実の世界に戻っていくことで、観客も映画の世界から学び現実を生きていく感覚を体験できると思うので、ちょっと盛り込みすぎた感が否めませんでした。

    とはいえ、日本劇場未公開でマイナーな部類に入ると思うので、レンタルショップで置いてあったら早めに観ておくことをオススメします。

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