ザ・トライブ DVD

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監督 : ミロスラヴ・スラボシュピツキー 
出演 : グリゴリー・フェセンコ  ヤナ・ノヴィコヴァ 
制作 : ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ  ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ  ミロスラヴ・スラボシュピツキー 
  • バップ (2015年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021156653

ザ・トライブ DVDの感想・レビュー・書評

  •  音声・字幕一切なしの聾学校、青春・クライム・バイオレンス・ウクライナ映画。
     BGM的なものもまったく無いけれど、物音とかはありサイレントってわけではなくて登場人物たちの音のない世界を再現しているわけではないのだから、別に字幕ぐらいあってもよくね?と最初は思ったけど、別に字幕とかいらないですわこの映画。

  • 耳が聞こえない、声が出せないことへの衝撃

  • セリフがすべて字幕なしの手話で構成されている作品は初めて見たので新鮮だったのと同時に、それは物語とともにどこか見慣れてくるような感覚にもなった。暴力を描いてハンディキャップの差を埋めようとしている作品のような気もする。

  • 言葉に頼らなくても、気持ちは伝えられる。
    言葉に頼りすぎると、もしかしたら本当の気持ちは伝えられないかもしれない
    手話やボディーランゲージで身体全体を使ってコミュニケーションをとるほうが、気持ちをぶつけ合えているような気がした。

  • 聾唖学校での凍てつく様な寒さの中、残酷なまでに繰り広げられるギャング集団の内輪揉めや、非行、セックス、売春。

    それら全てが手話のみで展開されるのだが、観ている側はその演技力、、いや演技を超えた聾唖者達のリアルな日常が演出の妙となっている。

    一つの感情や言葉を伝える事にある種の直向きさをひしひしと感じて、普通の映画よりも鬼気迫る迫真なシーンが随所に観られた。
    また、恋愛といっても若気の至でしかない刹那的なセックスや、売春が描かれていたが彼らの障害というものを忘れさせる位にすんなりと見入る事ができた。

    特に堕胎のシーンなどは切実な痛みが、言葉など介するべくもなく伝わってきたのだ。
    この映画を観ると、つくづく言葉だけで全てが理解できるなどというのは驕りの様な気持ちを持ってしまう。
    また、画面の暗さや夜のシーンなど引きで見せるフレームワークが充実していて、絵画的な切り取り方が美しく、鮮明なリアルさに引き込めれる。

    主人公の青年が孤独に苛まれる様は痛々しくも、劣悪な環境下で荒んでいくのには同情心がムクムクと出てきて無慈悲な気持ちになる。が、それらも含めて彼らの現状なのだ。という完落ちをくらう作品。

  • 2014年数々の映画祭で様々な賞を受賞したウクライナ映画。全篇手話というのはさして珍しくは感じないけれど、本作はとても斬新に感じます。生っぽいです。インタビューで読んだ監督の言葉がよかったです。

    「これは私の学生時代の想い出と、ろうあの代表者達が語ってくれたことに基づいてつくったもの。彼らのコミュニケーションの取り方や、ジェスチャー、喧嘩の仕方に惹きつけられた。ボディランゲージで感情や心情を実現していた。それが吹き替えなし、字幕なしで映画にしたいと思った理由。この映画をけっして声の出る俳優達でつくろうとは思わなかった。それでは全く違うものになってしまっていただろう。私たちは発音に必要な顔の筋肉しか使わないが、彼らは体全部を使う。それが自然なのだ」

  • 身体中から全力で発せられる、エネルギー。
    それは激しく、時に哀しい。
    言葉を使うってゆう、ワンクッションがなく、思うまま感じるがままの生き物がいる。

  • 全編、暴力と犯罪とセックスの物語。無軌道な若者たちの物語は珍しくないけれども、ここまであけすけに暴力を描いた作品となると『時計仕掛けのオレンジ』くらいしかないのではないか。いや、『時計仕掛け』よりもこの物語は閉塞感があるだけに見ているほうはかなりの緊張を強いられるのである(台詞がいっさいないのでますます画面から目が離せない)。そしてラストの衝撃のシーン! これには震え上がった。

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