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- / ISBN・EAN: 4589921401913
感想・レビュー・書評
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散々な目に遭ったのに、最後まで真っ直ぐな主人公が良い。
でも真実の価値が無いに等しいこの社会、観ていて鬱々とした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
密告が日常化する50年代のソ連で子どもの変死が起きた。共産主義では殺人は起きないと黙殺される中、密告から左遷された男はそれが子どもを狙った連続殺人事件ではないかと捜査を始める。
昔のソ連の気味の悪さがすごくよく出ている。現実をむりやり理想に合わせようとするとこういう気持ちが悪いことが起きる。
マッドマックスのトム・ハーディの存在感がよい。アクションじゃなくても彼はいい。
ああ、ソ連ってあったなぁということを再認識できる映画。 -
微妙な夫婦関係で理解に苦しんだけど、そんな時代だったわけだ。ラストは嬉しかった。
トム・ハーディは、顔の輪郭や面差しがケビン・コスナーに似てる。寂しげな雰囲気はレイフ・ファインズにも似てる。ぷっくりと柔らかそうな唇がたまらんな。 -
幼児誘拐殺人の犯人を追いかけるサスペンス物を期待して見たんだけど、大戦後のソ連の政治背景もあってか、同時進行でスパイ摘発の嫌疑がどうたらの話も絡んで来ていて、何やら話がブツ切れでとっ散らかった感じ。
どっちかの話に焦点を絞って欲しかったな、とか。
原作がある物で、自分がそれを読んでないから伝わって来ないのかな?とも思ったけど、そういう訳でも無いよね…??
題材にしてる物というか人というかがアレだから、後味ソコソコ悪くなるのでは?と予想してたけど、救いのあるエンディング。
まあ、これはこれで…というところかな。