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- / ISBN・EAN: 4532318410166
感想・レビュー・書評
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ディオール展を見たので。
ラフ・シモンズ時代のDior。ディレクターが変わろうと昔ながらのお針子さん達がチクチク縫ってるのは不変な訳で、この方達のご機嫌も取らないといけない。
改めてオートクチュールのドレスは芸術だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラフ・シモンズがクリスチャン・ディオールのアーティスティック・ディレクターに就任した最初のオートクチュール・コレクションの発表までを追ったドキュメンタリー。
オートクチュールの裏側がどれだけ過酷かを描いていたけれど、たぶん実働的に過酷なのはスタッフたち、責任ある立場として過酷なのがラフって感じでした。
そして、1人で年間5000万円も洋服にお金をかけるようなセレブがいるからこそこういった老舗メゾンが立ちゆくわけで、世界には色々な人たちがいるのだなぁ…とも思いました。
ユニクロでのびのび暮らしている我が家だけど、捕らえた獲物の毛皮だったり自生している植物を織った洋服を着ている人たちだっている。
一方でこれだけの労力を奇抜なデザインの洋服にかけ、オシャレは心の栄養だったり、自信の表れだったり、高尚な趣味だったりする人たちもあるのですね。
そして、もし自分がCDのなかの1人だったとしたら、デザイナーなのかお針子なのかモデルなのか、どの仕事が合っているのかな…なんて考えたりもしました。
いろいろな見方ができるドキュメンタリーでした。 -
クリスチャン・ディオールの主任デザイナーに抜擢された、ラフ・シモンズ。
そんな彼の初仕事を追ったドキュメンタリー。
ディテールへのこだわりは半端ではない。
妥協をゆるさないことから生まれる芸術品=オートクチュールの世界に惹きこまれた90分 -
ディオールと私 DIOR AND I
2012年、フランスの老舗ファッション・ブランド、クリスチャン・ディオールのアーティスティック・ディレクターに就任したラフ・シモンズが、自身初となるオートクチュール・コレクションを発表するまでの8週間を追ったドキュメンタリー。新任デザイナーと、お手並み拝見と待ち構える誇り高き熟練お針子たちが、互いのプライドと情熱を戦わせながら目前に迫る大一番に向けて一からドレスを作り上げていく過程に密着したファション・ドキュメンタリー。
しかし2015年10月、ラフ・シモンズがディオール退任、2016年「カルバン クライン」のチーフクリエーティブオフィサーに就任、クリエーティブディレクターにはピーター・ミュラー起用を発表。
ディーオール、ウィメンズ、プレ、オートクチュールで年8回コレクションを制作、自身のラフ・シモンズブランド✖2シーズンあり限界だったそうです。
「Diorは素晴らしいメゾンだし、Diorが築き上げてきた歴史の一部となれたことはこのうえない喜びだった。でも、もう無理だったんだ。オファーを受けたのが間違いだったとは思わない。素晴らしい経験だったし、最高のときを過ごしたよ。こんなにすぐ去るつもりはなかったけど、でも長い間留まろうとは元々思っていなかったんだ。だから事が複雑になっていって、結局辞めることに決めたんだ」
映像で8週間でも、いっぱいいっぱいっぽいんですが
最後のほう、ラフ・シモンズは、3週間くらいで1つのコレクションを作っていたとも言われてたそうです。 -
「クリスチャン・ディオール」のアーティスティック・ディレクターに就任したラフ・シモンズ。
シモンズは知名度も低く、オートクチュール界の経験も無い中、スタッフ達と通常5~6ヵ月といわれるパリコレへ8週間の準備期間で挑む。
オートクチュールの裏側に迫るドキュメンタリー。
ファッションは詳しくないけど、ショー前の針子さんたちの頑張り、伝統の継承がどうおこなわれているかなど、魅入ってしまうシーンがありました。