悲しみのイレーヌ (文春文庫) [Kindle]

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制作 : 橘明美 
  • 文藝春秋 (2015年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (319ページ)

悲しみのイレーヌ (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 最近北欧物ばかりだったのでフランスは新鮮。そして衝撃。

    猟奇殺人もので描写がかなり残酷なので、万人にお薦めはできないけれども、小説という虚構の中の虚構に自分の見ているものは何なのかと問いたくなる不思議な気分を味わえた。もう一度読んだらまた違った感想が生まれそうな作品。「アレックス」より面白かった。

  • 古典。名作ミステリー小説と同じ殺害方法で猟奇殺人を繰り返す殺人犯。5人の作家のうち二人はまったく知らない人で、ジェイム・エルロイの「ブラック・ダリア」は読んだことがない。「ロセアンナ」「夜を深く葬れ」は以前読んでいる。また日本の発売が、「その女アレックス」が先だったがこちらがシリーズ第一作なので順番とおり。最後に悲劇的な結末を向かえるが、登場人物がうまく描かれているので読みやすい。

  • ルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズの第1作。時系列的に言えば、「その女アレックス」のほうをあとに読むべきなのかもしれないが、翻訳された順番はこちらのほうがあと。ミステリィの古典・名作などに通じていれば、もしかすると途中で全体の構造が分かってくるのかもしれないが、なかなかひねりの利いた構成で楽しめた。間違いなく歴史に残る傑作の1つであると思う。

  • これはどんでん返し

  • カミーユシリーズの1作目、面白かった。筋書きのどんでん返し感、やられた感は2作目の『その女アレックス』のほうが上だったけど、エグさ、グロさはこちらのほうが上。

    第一部は、作中で“小説家”と呼ばれた殺人犯が書いた小説そのものだった、というどんでん返し。これには全く気づかなかった。だから、犯人が知り得ない部分は空想で書かれていたりする(フィクションの中のフィクション)
    第二部で、警部カミーユたちがその小説を読むというシーンが面白い。メタい。トリッキー。
    この著者の作品は、このような斬新な文学的手法みたいなものが使われている感じがして読んでいて新鮮。

    主人公の愛する奥さん、お腹の中にいた赤ちゃんまで惨殺されるというベリーバッドエンドは逆に驚いた。

  • 『その女アレックス』は本作読了後に読むべき。
    作品の出来も『その女アレックス』>『悲しみのイレーヌ』。
    レベルはどちらも相当高いと思うけど。
    あと L.A.4 部作を再読したくなる。

  • アレックスより先に読めて良かったです。
    でも、アレックスの方が断然面白かったです。

  • 「その女アレックス」を読んだ後だけに結末を知ってしまっているのが辛い。だが今回も余りに意表を突いた展開で読ませる小説であった。

  • 「その女アレックス」の著者ピエール・ルメートルの処女作。日本で邦訳されたのは「その女アレックス」の方が先。何を書いてもネタバレになりそうなので、最低限の紹介を以下に;

    1)大傑作。絶対お勧めの★5つ。
    2)「哀しみのイレーヌ」▶︎「その女アレックス」の順番で読むのが、理想的。私は逆だったが、心臓の弱い人は、その方が良いかも。
    3)食事をしながらの読書は避けた方が良い。
    4)人物描写が秀逸。

    とにかく、読め読め読めの★5つ。

  • 面白かった!アレックスより先に読みたかったと言う人もいるけど、私は全然大丈夫。むしろ、既に分かっている悲劇に向かっている感じが、ロウフィールドのようで、不気味な恐ろしさが増す感じである。

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