少女終末旅行 2巻: バンチコミックス [Kindle]

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  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • ポストアポカリプス物。

    絶望と隣り合わせの世界を生きる人たち。

  • 絶望と仲良く。イシイの話、グッと来る。ずっと一人で飛行機づくりに没頭して、その顛末を観測してくれる人がいて、それを記録に残されて。あとがきにもあるけどどれだけ寂しかったのかと思う。そんな日々からある種解放された日。

  •  プライムリーディングで購読( ´ ▽ ` )ノ

     飛行機づくりに勤しむイシイ女史との出会い&別れ。2少女にこれといった感慨はなし。
     まあ、あくまで世界観と雰囲気を堪能する作品であってストーリーなんかあってなきが如し。それでいいんだろう。
    2022/11/30
    #3717

  • 世界が終末を迎え生き延びた二人の少女。ケッテンクラートというバイクと戦車を足して割ったような乗り物で、日々の食料と燃料を求めて、廃墟を旅する物語。この世界観はかなり好みだ。ハンドルを握るのはしっかり者のチト。荷台で適当なことを言ってるのがユーリ。対照的な二人だが、対照的だから旅はうまくいくのかもしれない。雨宿りした先で気がついてしまった静かな世界。飛行機を作ろうとしているイシイと出会い、束の間の非日常。ユーリの「絶望と仲良くなろうよ。」というセリフが心に残る。

  • 文明崩壊後の世界でチトとユーリが織りなす厳しくも柔らかな旅物語の漫画、第2巻です。
    地図を作成しながら旅をするカナザワとは別れ、彼から貰ったカメラで写真を撮りながら上層の都市を探索します。
    電気と水道が機能している区画で、住居や寺院などの遺跡を巡ります。
    まだまだ世界については謎のまま、ひたすらに生きることが第一の旅は続きます。
    3巻にも期待します。

  •  電気がある上層階の旅。でも人はいない。カナザワがくれた写真機に石像と寺院。屋根のある部屋。しかし食料を求めて旅は続けなければならない。雨の音楽にケッテンクラートの故障。ちぃはスパナを持って修理しようと頑張る。そこで見かけた試作飛行機と飛行機を作り「歴史の末端に刻む飛行」を試みる女性イシイ。
     元空軍基地には部品が豊富,食べ物も残っていてイモが美味しい。飛行機の完成とイシイの飛行を見届けて二人はまた旅へ戻る。

  • 一話限りのキャラがぽっと出てきてすぐ消えるのは1巻同様。
    話は別にそんな進まなかった。(そもそもあるのか?)

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著者プロフィール

漫画家。2014年、『少女終末旅行』(新潮社)で商業デビュー。他の作品に『シメジ シミュレーション』(KADOKAWA)などがある。twitter: @tkmiz

「2021年 『終わりつづけるぼくらのための』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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