マーシュランド [DVD]

監督 : アルベルト・ロドリゲス 
出演 : ラウール・アレバロ  ハビエル・グティエレス  アントニオ・デ・ラ・トレ 
  • 松竹
3.13
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本棚登録 : 97
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105071223

感想・レビュー・書評

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  • いまさん

  • じめじめ。殆どの場面の空気や景色はむしろ渇いてるのですが、作品に漂う湿度が重く纏わりつきます。面白かった。
    作品の空気は、特捜部Qシリーズとか「殺人の追憶」に似ている気がします。バディものだし。

    街を出たい女の子の弱みにつけ込んでやりたい放題やる、そして棄てる…って胸糞悪い事件です。死体がリアル。
    あの宿?のおばさん知ってたんやない…?

    しかしラストでやられた…。
    事件も解決したし(物理で)、最後の女の子は助かったしでやるやん!ってなってたフアンの真実が明らかになるのつらい。一緒に捜査してきたペドロの衝撃を思うと。。
    「万事解決だろ?」がただただ苦いです。

  • 記憶にあるんだけど、どこかぼんやり
    また観たい

  • 少女連続猟奇殺人事件の舞台がスペインの貧しい農村地帯。湿度と暑さがすごかった。空撮した土地の様子がアートのようで綺麗。このジャンルは米映画ばかりだったから興味深く視聴
    オヤジ&おじさん刑事コンビが解決に向けて奔走する内容でそこそこ。この地方のお墓はロッカーみたいな所に収棺されてた。ラストは「もしや彼が関与してるのでは…?」という事を臭わせるものの決定的な展開はなくやや腑に落ちない

  •  スペインのアカデミー賞とも呼ばれるゴヤ賞で最多10部門を受賞したミステリー。連続殺人事件を追う刑事たちの姿を描く。 フランコ独裁政権の影響が残る1980年、スペインのアンダルシア地方。湿地帯“マーシュランド”の街で行われていた祭で少女2人が姿を消し、死体で発見される。2人には強姦された跡が見られ、ひどい拷問を受け殺害されたのだ。刑事のフアンは、若くバイタリティの溢れるペドロとコンビを組み、事件の捜査にあたることに。

    ラストがなんだか意味深な
    ファンが怪しい?のか
    解釈がいろいろあるようで
    ファンが真犯人説?、ファンが犯人の仲間?帽子の老人コラレス犯人説?

    写真の顔が分からない人物の腕時計がファンの時計と同じ?
    だからファンが怪しいと書かれてるものがチラホラ

    ファンの腕時計と同じに見えないんだけど?

    写真の人物は右手に腕時計してる、ファンは左手だし、コラレスは右手でなんとなく時計が似てるような?
    写真の時計がハッキリ見えないんだよねぇ。

    写真の顔が見えないままや、ラストの『万事解決だろ』とか途中のいろいろファンが怪しい?と思わせるの狙ってるんだろうけどスッキリしないなぁ。

  • 無言でそりが合わない二人がいい。
    振りかえるといらないと思えるシーンもあきないいい演出の不思議な雰囲気。

    ラスト、相棒刑事が黒幕なのかと思わせる完全に解決してないような流れも許せる空気。

  • スペインのゴヤ賞を多数とった作品ということで
    まったく知らないタイトルだったが見てみる。

    アーティスティックなオープニングは印象的。
    猟奇事件を追う刑事の話。
    トリッキーな展開はなく、正統なミステリー映画。
    重厚で設計が行き届いた画面構成が見事。

    私にはもう少しひねりというか厚みというか
    もうひとつ物語の内容に魅力を感じさせて欲しいという
    物足りなさが残った。

  • スペイン映画。

    だめだ、理解できなかった。。
    しっかり物語に入り込めていたら最後ぞくっとくるんでしょうけど。

  • 万事解決だろ?

  • 1980年、スペインのアンダルシア。湿地帯にある小さな町で、2人の少女の行方がわからなくなる。やがて彼女らは激しい拷問を加えられた果てに殺される。ベテラン刑事のフアン(ハビエル・グティエレス)とマドリードから左遷されてきたペドロ(ラウール・アレバロ)は、これまでにも似た事件が起きていたことを知る。調べを進めていくうちに、貧困、汚職、麻薬密売、小児性愛といった町と住人が抱える闇を目の当たりにするフアンたち。そんな中、新たな少女失踪事件が起きてしまう。

    湿地帯に囲まれた田舎町の綺麗な風景や陰鬱な雰囲気、事件の様相が二転三転していくスリリングな展開が興味を引きますし、反りの合わないペドロとフアンのコンビを象徴するようなラストの空撮など印象的なシーンも多く、非常に観応えのある映画だと思います。
    ただ、真実は鑑賞者の想像に委ねるスタンスを取っておきながら、数々の伏線が投げっぱなしなため確信に至ることが出来ずモヤモヤが残ります。

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