コウノドリ（１０） (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 : 鈴ノ木ユウ

• 講談社 (2015年9月23日発売)

感想・レビュー・書評

[watsonさんの感想 · 2020年10月25日]

　ゲオで借りて読んだ。今回印象に残った話は30話の無痛分娩で心臓の病気の都合で無痛分娩を選ぶしかなかったのだけれど、友人に「無痛分娩なんて赤ちゃんより自分のコトが大切だから」「楽して産むんだから母性もおっぱいも出ない」「麻酔を使った出産は自然に産んだ母親の愛情には敵わないからカワイソウ」などと言われて、出産直前に麻酔なしの出産に変えられないかと訴える主婦の話。
　日本で無痛分娩がなかなか行われない一番の理由は麻酔科医も産科医も数が少ないからで、文化や偏見で「自分の腹を痛めて産んでこそ母親としての自覚が芽生える」と言われるからというのは勉強になった。疑問に思うのは麻酔科医、産科医は少ないというけれど、ではもっと具体的にどの科の医者が多くてどの科の医者が少ないのだろうか。調べられたら再読記録につけたい。

[morickさんの感想 · 2020年5月21日]

産科の厳しさを、いろんな条件、状況をもとに突きつけてくる。やはり涙無くして読めないなあ

[caorittoさんの感想 · 2017年11月1日]

まとめて読んでます。
1巻から比べると絵が洗練されてます。
ストーリーもキャラもいい。
話によっては号泣しています。

[かずはさんの感想 · 2016年8月14日]

読了！

著者プロフィール

1973年、山梨県生まれ。大学卒業後、ロックミュージシャンを目指したが、突然、漫画家の道へ。2007年『東京フォークマン／都会の月』が第52回ちばてつや賞準入選。2010年『えびチャーハン』が第57回ちばてつや賞入選。その後、週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)で、短期連載を行った『コウノドリ』が人気となり、2013年より週刊での連載がスタートした。2015年10月には綾野剛主演の連続ドラマとして放送。2017年10月に第２弾となる連続ドラマが放送された。2020年5月、『モーニング』での連載最終回を迎え、10月23日発売の単行本32巻が最終巻となる。単行本は、累計（電子版含む）800万部の大ヒットとなった。

「2020年 『コウノドリ　はじめての妊娠・出産ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」