地獄堂霊界通信(1) (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 20
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (238ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  99円で購入。
     同作者さんの「妖怪アパートの幽雅な日常」(の1〜3巻)が面白かったから、安売りセールの際に全巻まとめて購入しちゃったのだけれど......完全失敗だったぽい......(´ε`;)ウーン…

     三悪小学生が怪しい爺さんの営む雑貨屋(?)に入り浸って変な能力を授かり、町で頻発する怪奇事件に挑む、っていう話。
    ○桜の下に埋まった死体——キャラ紹介編。
    ○悪妻に罰が下される編——ただただヤな話。
    ○同級生に取り憑いた悪霊退治編——地獄堂爺さんから仏力を授かる三人。ここでようやっと物語の本格スタートって感。
    ○てつし兄の入院した病室に取り憑いた死神編——病弱ながら喧嘩王(かつ超美形)という、作者さんの性癖がまたしても......(´ε`;)ウーン…
    ○生霊のこもった日本画編——新キャラ(ズッコケ神主さん)登場。
     等々。

    「妖怪アパートの幽雅な日常」4巻以降では、果てしなく暴走する作者さんの性癖(男色・美食・説教好き)(もうストーリーなんかその「ついで」みたくなっちゃってた感)にほとほと辟易させられたものだけど、本作の方はただ単純につまんないな(>_<)
     いかに子ども向けとは言え、ストーリーも設定もキャラも余りにテンプレで、これといった新味がまったくどこにもない(>_<)
     三悪少年も、作者さん一人だけで「こいつら面白いぞすごいぞ」と盛り上がってる印象......頭がいい・すばしこい等々さんざもてはやされているけれど、その実例が具体的にほとんど描かれていないのでいまいちピンとくるものがない(>_<)
     これから面白くなっていくんだろうか、これ?(でないと困っちゃうな。残り7巻もあるのだから......)(´ε`;)ウーン…

     本巻で最も驚かされたのは、マンガ家さんによる(異様なまでの熱気に満ち溢れた)巻末「解説」(゚д゚)!
     こんな小説のいったい何が、この人をこんなにまでも熱狂的な虜(もう半ストーカー状態)にしたんだろう?(゚д゚)!
     分かんないなあ......似たような作品でももっと面白いもの他にいっぱいあると思うんだけどなあ......(´ε`;)ウーン…
    (以下続刊)
    2023/06/12
    #4284

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香月日輪の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×