水鏡推理 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。主人公のキャラも良かったし、謎解きの部分もよく考えられていて、1日で読破してしまった。オススメ!

  • 万能鑑定士に引き続き、人の死なないミステリ。
    万能鑑定士は知識がとにかく豊富な女性だったが、こちらは知識も豊富だが探偵事務所で培った、判断推理と数的推理が得意な文科省一般職として働く水鏡瑞希が主人公。
    最初は官僚から煙たがられる存在だが、瑞希の正義感や上司だろうが物怖じしない態度に次第に感化されていくところが良かったと思う。色んな知識も勉強になる。
    ただ次回作は主人公以外のキャラクターが家族以外一新とはびっくり。

  • しっかりしたストーリーだった。
    信用していた上司が黒幕ではあったが、そこに繋がる展開も無理はなかった

  • 万能鑑定士シリーズに似た感じえしたね。
    ストーリー上、公務に対する不正を暴くことに一貫していましたが、脇道が多い気がしました。

  • 読みやすい作品ではあるが、いとも簡単にどんな不正をも暴いていく主人公のスーパー能力っぷりにイマイチ感情移入ができない。また不正を働いている側も、主人公からの鋭い指摘にまるで印籠を見せられた悪党が地べたにひれ伏すが如く完敗していくさまも、弱すぎの一言。
    主人公の推理する過程や葛藤、不正団体との頭脳戦など一つの案件に特化してが描かれると良かった。

  • 文部科学省を舞台にした小説が珍しいのでは?という意味でも面白かった。

  • 殺人のないミステリ。最近流行ってるようなので一度読んでみようと思い、購入。
    ラノベ風で読みやすい。テンポもよい。水鏡の推理過程があっさりし過ぎているのが気になったので、もう少し苦戦する様も書いてほしいかな。

  • 相変わらず読みやすい松岡さんの本。
    今回の話は、卓越した推理能力を持つ文科省の事務官(一般職)の話。研究における不正行為・研究費の不正行為に関するタスクフォースに配属されて、そこで本領を発揮し始める。不正だらけの世界ではないだろうけれど、フィクションとしてはわかりやすいし面白かった。

  • 殺人のないミステリの新シリーズ。

    文科省一般職のヒラ女性職員が、研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属され、不正研究(ねつ造)の謎を次々と暴いていくお話。

    自分自身が研究に関わった経歴がある(今でも?)ので、不正目的のねつ造研究があたかも横行しているかの印象になってしまっているのはやや残念ではあるが、まぁエンターテインメントということで。

    (2015/11/27)

  • 不正研究を暴く文科省職員の話。
    でもやってることや人物の設定が万能鑑定士とか探偵の探偵とだいたい同じ。
    話の内容はハッピーエンドでわかりやすいかんじ。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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