ジャッジ 裁かれる判事 [DVD]

監督 : デイビッド・ドブキン 
出演 : ロバート・ダウニー JR.  ロバート・デュバル  ベラ・ファーミガ  ビンセント・ドノフリオ  ジェレミー・ストロング 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.69
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967231489

感想・レビュー・書評

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  • “金で動くやり手弁護士"ハンク(ロバート・ダウニー・Jr)。そんな彼にとって弁護士史上最高難度の事件が舞い込む。
    人々から絶大な信頼を寄せられる判事パーマー(ロバート・デュヴァル)が、殺人事件の容疑者として逮捕。
    しかも彼は、ハンクが最も苦手とする絶縁状態の父親!
    法廷で42年間もの正義を貫いた父が殺人など犯すはずがない。
    最初はそう確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮上する。
    殺された被害者と父との歪んだ関係、亡き母だけが知っていた父の秘密、防犯カメラがとらえた不可解な映像。
    裁判は劣勢に傾いていくのに、犬猿の仲の2人は弁護の方針を巡って激しく対立する。
    果たして、父は殺人犯なのか?
    深い決意を込めた父の最後の証言とは?
    トニー・スタークと同じく父親にコンプレックスと反発を抱き自分のことしか考えられない悪徳弁護士ハンクが殺人容疑をかけられた父親パーマーの弁護を通して、父親との溝を埋めていく展開が、何故主人公ハンクが父親を嫌うのか、父親の秘密や事件の真相を絡めて描かれているので、最後まで惹き付けられる傑作リーガルサスペンス映画です。
    対照的な3人兄弟やハンクと元カノと娘の関係が、スリリングな裁判劇の良いアクセントになっています。
    ラストの裁判の真相は、ハンクの父親の秘めた想いが事件の真相に込められていて、スリリングで感動しました。

  • 面白かった。いろんなことが間接的でぼやかしてて消化不良な感じあるけどそんなもんだよなー親子とか家族とか恋人とかって。最期の死に方も良かった

  • 愛の眼差しが、そこには残されていた。
    真実に言葉はいらない。でも、それが、ずっと欲しかったんだ。
    勝ち負けを手放せた時、やっと、そこにたどり着けた。

    裁判のシーンはもちろんだが、Tシャツ自転車、ハンドクリーム、プチレーサー、あめとヨット、好きなシーンがいっぱいだ。
    サムを演じるベラ・ファーミガの振る舞いや眼差しの美しさも見どころの一つだと思う。

    あなたに愛して欲しかった。そう思っている人へ。

  • いい映画でした。父と息子の確執。事件の本質は何なのか。後半は泣けました。お兄さん役の役者さん、よかったなあ。

  • 2014年 アメリカ
    監督 デヴィッド・ドブキン

    ロバート・ダウニー・Jr、ロバート・デュヴァル、ヴェラ・ファーミガ

    グレーな手も使うやり手弁護士のハンク(ロバート・ダウニー・Jr)。アメリカの映画でよくありがちな設定で田舎の父親とは仲違い中。
    父は田舎で長年判事を務めるも何故だかひき逃げ事案で起訴されるかもってことでやり手弁護士が父の弁護をするってお話。

    途中まで面白かった。ロバート・ダウニー・Jr。アイアンマンよりも微妙に若く見える。こういう役柄もかっこいい(笑
    父親は故意にひき逃げしたのか、どうなんだ!!ってハラハラだったんだけど、最後に父と子の安い物語になってしまって、ちょっとガッカリ
    何で犯人を軽い量刑にしたんだって問いに「息子と被ったから」って「助けを求められたから助けた」(風な)
    いやいやいや、あかんでしょ。判事でしょ。公正にならないと。

    親子の関係性よりも兄弟の関係性の方がぐっときた。

  • お兄さんとあんまりにも似てくてビビッた。どうして魚釣り以降父親は息子と疎遠になったのか、兄との確執とかちゃんと描いてくれれば感動したんだけどなあ。弟との関係も。
    田舎に戻ったら美人の元カノが優しくしてくれて未だに愛してくれてるってお前ペールギュントか。

  • いかにもアメリカ人が好きそうな展開だが
    ラストはちょっとほろ苦い。

    裁判の陪審員選任
    意義あり
    など法定テクニックもちらり。

    都会の悪徳弁護士、田舎裁判長の父親の弁護人に。
    以前、軽罪に処した男が殺人事件を引き起こし就役
    その後再会した男を交通事故で死なせてしまう。

  • 私の好きな法廷もの、と思いきや父と息子の確執、昔のガールフレンドの娘が自分の子かも?といったいろんな要素を詰め込みすぎた感あり。知的障害の三男も意味あったのかな。
    ロバート・デュバルはさすがの存在感。
    ロバート・ダウニー JR. は顔と名前がやっと一致した。
    でもすご腕の判事(ロバート・デュバル)が容疑者を、自分の息子(ロバート・ダウニー)と重ねあわせて温情の判決うをしていたって駄目でしょう。公私混同しちゃ。
    まぁ、末期のがんだったので刑務所で最期を迎えず、和解?した息子と釣り舟の上で突然逝ってしまったのは幸いだった。
    誰かかが薄っぺらい内容と酷評してたけど、わからなくもない。
    検察官のビリー・ボブ・ソートン、一度観たら忘れられない顔。どっかで観たことあると思ったら”シンプル・プラン”に出てた。

    The Judge 2014年 142分 米 BSプレミアム
    監督 : デイビッド・ドブキン
    出演 : ロバート・ダウニー JR. ロバート・デュバル
    ビリー・ボブ・ソートン
    ベラ・ファーミガ ビンセント・ドノフリオ ジェレミー・ストロング

    ”父は犯人なのか”

  • ロバートダウニーjr主演。父子の不仲の中、父が逮捕される。家によりつかない息子に、会うたびにぶつかり合うふたり。水と油のような互いは、本心とは別の行動をとってしまう。父親として息子を、息子として父親を、敬う心があるのに、素直になれないもどかしさに、淋しくなります。ダウニーは、歳を重ねるごとに、内面の起伏を表現するのがうまくなっていて、本当に素晴らしい。青春映画時の尖った雰囲気は、渋さになり、風格が出た彼が父親に向かう憧憬や、淋しさは、秀逸。そこにロバートデュバルをはじめとする各々キャストが足されてより、物語に深みを与える。息子を重ねた、と語る父親の姿からは、ただただ感情の赴くままに観ていた。物語、というよりはキャストの作用が強いように思う、けれどもとても、いい作品になっている。分類がミステリーになっていたのだけれど、個人的にはヒューマンかなあとおもうところ。

  • 近づいて離れて分かり合えたと思ったらまた離れて。
    親子の距離感って難しい。

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