年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる ズバ抜けて稼ぐ力をつける戦略的オフタイムのコツ34 [Kindle]
- 朝日新聞出版 (2015年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (169ページ)
感想・レビュー・書評
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休日に本気になれる人こそ仕事ができる人だと教えてくれる本。本書では、オフタイムを大切にするために仕事を手際良くこなしたり、あるいは、オフタイムに得た学びを仕事に活かしたりする姿勢がある人こそ仕事ができると主張されている。驚くような話ではないが、すんなり納得できる、そんな本だった。私自身は社会人4年目を迎えており、3年目までの学ぶ立場を卒業し、技術職として一人前に仕事をこなすべき時を迎えていると思っている。その観点で、本書の考えを十分に取り入れたい。
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タイトルは休日の過ごし方とあるが、基本的には一流の人のオフタイムやこだわりについて語っている。
ストーリー仕立てになっているため、読みやすかったがフレームワーク的な存在になるような本ではない。
趣味に関しても著者がはまっている、マラソンやゴルフ、また有機野菜を引き合いにだして読者へ推奨しているが、共感できないと感じたらとことん共感できなくなるような本の構成だったので、万人受けはしない。
ただし、共感できる部分も多くあったので、マーカーで引いた部分に関して再度確認するとよい。 -
オフの過ごし方についての本。
要旨。
収入が上がるにつれストレスが大きくなるのは当たり前。重要になるのは、「オフ」の過ごし方だ。仕事のストレスをオフで晴らすのは生産的ではない。仕事と同様の熱意で、本気で遊びに取り組むことが仕事にとっても重要だ。遊びに本気になることで仕事の効率は上がる。
◆遊びに真剣な人たちのエピソード
タモリさんの名言
「真剣にやれよ!仕事じゃねえんだぞ」
「仕事に遅れてくるやつは許せるが、遊びに遅れてくる奴は許せねえ」
ゴルフ好きな開業医
「黒と白のゴルフウェアしか買わないのは、ゴルフを全力で楽しむため。服選びにかける時間も意識ももったいない。」
・・確かに黒と白なら、上下どう合わせても黒黒、白白、白黒、黒白の4種類しかないし、どの組み合わせでもある程度合う(笑)。さすが開業医賢い。
◆好きなことを仕事にすることはリスクである。
好きなことを仕事にすると、ビジネスの視点で考えるようになる。
例えば料理が好きだったとして、それをビジネスにすれば、好きな料理でなく、売れる料理を作らねばならなくなるし、売り上げが上がらない場合、料理を作ること自体を楽しめなくなる危険性がある。
◆ではオフに何をすればよいのか
1.旅に出る。
旅に出ると視野が広がる。
例えば、観光地のウニの値段は、観光客用の店の価格と地元の人用の店の価格で全然違う。
2.本を読む
まあこの辺は他のビジネス書でもよく言われてるので割愛(忘れただけ)
『播磨灘物語』(司馬遼太郎)が紹介されてた。(大河ドラマにもなった黒田官兵衛の話)
3.ゴルフをする(趣味を持つ)
まあこの辺は他のビジネス書でもよく言われてるので割愛(忘れただけ)
◆こだわるべきポイント
・私服
私服はサイズ感が大事で、少し小さめにするとよい。
・筋トレ
筋トレは最大パワーで7秒間鍛えたい筋肉を使うとよい
・睡眠
枕と香りにこだわる。眠れなそうなときはアロマを使う。
◆その他
急に予定がなくなった休日に備えて、「休日の過ごし方ストック」を作っておくとよい。
そうすると、スムーズに移行できる。 -
実践できている事が多かった内容だった。
真剣に仕事をしているからこそ得られる面白さ
遊びも真剣に!
自己責任の考え方
我流には限界ある
段取り八分 仕事二分
時にはルーティンから外れてみる
オフタイムでの立ち振る舞いこそ自分自身の人としてのイメージや評価につながる -
オンとオフをいかにインテグレートするかという、よくあるやつ。