いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 自分の身に起きたことを先送りできる少女を轢き殺してしまった男は贖罪として彼女の復讐を手伝うことに。
    ほのぼのタイトルとは対照的に自分の記憶以上に暴力や流血場面が多く最初は再読を後悔。
    しかし読後に流れていたのはただ静かな風だった。

  • 知人に勧められて初めて三秋さんの作品を読んだが自分は非常に好き。
    ただ中々グロテスクな描写がある作品だから注意は必要。
    途中「イジメの描き方やりすぎじゃないか?」と思うことはあったが物語の設定が好きだからまぁ抵抗なく読み進められた。
    他の作品も読んでみようと思えた作品だった。
    ただ、あくまで当著書は悲劇の物語。
    その中でパラドックスというかバタフライエフェクトというか、そういった類のものが好きな人は楽しめると思う。

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著者プロフィール

WEBで小説を発表していた作家

「2015年 『僕が電話をかけていた場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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