金色のコルダ4 - PS Vita

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  • コーエーテクモゲームス (2016年3月10日発売)
  • PlayStation Vita
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4988615081187

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金色のコルダ4 - PS Vitaの感想・レビュー・書評

  • 初めて触れた『コルダ』でした。
    ゲーム要素がすっごく楽しくて、恋愛そっちのけでコンサートのことばかり考えてしまいます。
    まずは一人で練習して上達、完成してきたら合同練習、それが熟練してきたら曲想をつける。
    実際に演奏の経験がある人なら覚えのあるプロセスがゲームとしてしっかり再現されていて、納得できます。コンサートでのリズムゲーも楽しい。
    他にびっくりしたのは、主人公のかなでちゃんに台詞が一切ないこと。かといって性格が見えないわけでもなく、一緒にいるキャラクターの反応やミニキャラの表情などで、音楽が大好きで前向きないい子なのはわかります。
    乙女ゲーって主人公の個性が強すぎて合わないって人も多いと思うので、画期的なのでは(私が知らなかっただけで、知ってる人にはいまさらでしょうが…)。

    肝心の恋愛要素についても、音楽性の不一致に葛藤したり、進路のことで悩んだりとリアルで感情移入しやすい。
    恋愛すると途端に攻略対象が自分の目標や使命を忘れちゃって主人公のことしか考えなくなる作品も多いですが、地に足ついていてさすがネオロマだなぁと思います。
    全員はまだクリアしていませんが、響也が一番好きです。

  • 【主人公】
    幼少期に”優れたバイオリン奏者”ともてはやされた(が現在その腕は落ちぼれた)女子高校生。
    夏の全国大会出場を期に大きく成長し、一端のバイオリニストへ成長した。

    基本的な性格は素直で愛らしく、やや天然気味&猪突猛進気味(ただし、選択肢で印象が変わるので、無邪気ないたずらっ子寄りにしたり、聖母のように振る舞ったりすることも可能)。
    おせっかい・天然・偽善者・小悪魔など、ネガティブに捉えようと思えばできる要素はあるものの、行き過ぎた行動になっていない点や、プレイヤーの選択肢に依存した形の物が多いため(特定の選択肢を選ばなければ、上記のような性格を回避することもできる)、嫌悪感を抱きにくいのは良いかな、と思います。


    【攻略対象】
    ●如月響也
    ⇒主人公の幼馴染(同級生)でいつも一緒に行動している。
    面倒くさがりやで、失敗を嫌い、響也から見た”理想”である兄と比較されることをとてつもなく嫌うが、その実は案外世話焼きで頼りになる、デキる奴。
    素直な物言いはしないが、言葉や行動の端々にやさしさが窺える。

    ●如月律
    ⇒主人公の幼馴染で響也のお兄さん。夏までオケ部の部長として指揮を執っていた。
    言葉が足りない上に音楽に対して非常にストイックな眼鏡キャラであるため、”鬼部長”の異名を取るが、実際は天然かつコミュ障気味なだけ。優れたバイオリニストだったが、腕の故障の為バイオリニストの道は断たれている。

    ●榊大地
    ⇒普通科に属する元副部長で縁の下の力持ち。フェミニスト。精神的にかなり成熟した、頼れる年上ポジ。
    気遣い上手で、律や他の部員とのバランスを保つ高いコミュニケーション能力を誇る。
    普通科なのにビオラが弾け、顔が良く身長もあり、話上手。また将来は医者志望で実家は開業医という驚異のスペックを誇るスーパーイケメン。ニア曰く「男の敵」。

    ●水嶋悠人
    ⇒主人公の後輩でストイックな性格。
    曲がったことも手抜きも大嫌いな性格でちょっと小うるさい。
    性格は「コルダ3・4」一男前。可愛い見た目なのにとてつもなく頼りがいがあります。

    ●須永巧
    ⇒「コルダ4」新規参戦の先生。
    大人の余裕を見せてるが、その実恋愛に関しては奥手。ギャップ可愛い。

    ●八木沢雪広
    ⇒仙台至誠館高校吹奏楽部元部長。物腰が柔らかく、おっとり落ち着いた性格。
    実家は和菓子の老舗で”ぼっちゃん”。
    人当たりの良い性格ながら、一本筋は通す人で、決めたことは曲げない(ある意味かなり頑固)男らしさを持ち合わせている。

    ●火積司郎
    ⇒顔に大きな傷がある+強面+いつも睨みを利かしているところからヤンキー(不良)っぽさが全面に出ているキャラ(響也が登場の度にビビる)。
    実際は仲間や音楽を愛し、子供を可愛がる、まじめでストイック、優しい性格の持ち主。
    過去に自分が起こしてしまったトラブルに対し強い責任を感じている様子。

    ●水嶋新
    ⇒ハルの従兄弟でブラジル滞在経験がある明るい男の子。
    チャラい雰囲気で女の子大好き、かつ強運(福引で一等賞は日常茶飯事)の持ち主というスゴイ設定。
    ワンコ系というか末っ子体質というか、計算高く甘え上手。

    ●東金千秋
    ⇒カリスマ性があり自信家、俺様体質。根っからのプロデューサーであり、エンターテイナー。
    実業家の子息であり、自身も人に評価されること、人を楽しませること、お金を儲けることに対し信念と美学を持っている、考え方が非常に”経営者”な高校生。恋愛面では独占欲が強い方。

    ●土岐蓬生
    ⇒気だるげで色気たっぷりな千秋の相棒。虚弱体質。
    「必死に頑張ること」を疲れること、面倒なことと捉え、自身が「必要ない」と判断すれば最善を尽くさずほどほどにやる。
    フェミニスト。大地との違いは、「色艶」が絡むか否か。土岐の甘さはエロいという意味でちょっといやらしい。

    ●冥加玲士
    ⇒主人公が幼少期の頃からの知り合い。以前コンクールで主人公に花を持たされたことに嫌悪感を抱き、今でも意識・執着している。
    冷徹でストイック、かつ挑戦的。現在は天才バイオリニストとして、学生ながらプロの世界で活躍している。
    融通が利かず、己の道を突き進む性格故に少々天然感があり、本人は真面目なのに周りからするとすごく面白い事態になっていることが多々ある可愛らしいヤツ。

    ●天宮静
    ⇒麗しい見た目の少年。感情に乏しい。
    ”自分の音楽の表現を広げるため主人公に片思いしてみる”、など、かなり突拍子もないことを言ってくる。
    冥加同様世間知らずだが、こちらは素でボケつつもすぐに馴染むくらいには柔軟性がある。意外にノリが良い。

    ●七海宗介
    ⇒冥加や天宮の後輩ながら素直で可愛いわんこ。
    二人への劣等感が強く、あまり素直に意見などを言うことができない。
    作中でニアに言われるほどワンコ。


    【システム】
    シミュレーションゲーム。
    秋~年末までの期間中好きなだけコンサートを開催しながら知名度を高め、年末のジルベスターコンサート成功を目指す。
    難易度「かんたん」・「普通」・「難しい」から構成。
    主な違いはステータスの上昇具合、アイテムの販売価格など。なお「ふつう」以上でないと見れないイベントもある。

    <基本的な流れ>
    ●コンサート計画
    イベント発生時以外は常時設定可。
    次のコンサートの計画を立てます。
    演奏したい会場が何日かければ満席になるか、を知っておくと計画がだいぶ楽。
    例えば、教会なら1日あれば埋まるし、横アリなら5日は必須、等。

    ●平日
    練習(技術)・休息から選択。なお、練習を選択した場合、練習する相手(教師)や楽曲により各パラメータの上昇度が変わる。
    ●休日
    練習(アンサンブル)・休息から選択。マップ上を自由に移動できる。行動回数制(なおイベントは行動とみなされない)。
    街でアンサンブル練習を行い、完成度を高めつつ観客にコンサートを宣伝する。
    (練習を観衆に聞かせるとコンサートへ来館してくれるように。ニアへのプレゼントで動員数補助が可能。なお満席でなくても評価SSSは取れます。ただし、特定の会場を満席にすることで得られるトロフィーがあります)
    完成度70以上でコンサートにて演奏可能。
    また、何度も同じメンバーで演奏を繰り返すと仲間同士の絆が深まり、完成度100以上に仕上げることができます。

    ●コンサート当日
    演奏する楽曲、飾りつけの内容などを選択。
    演奏曲を音ゲーとして遊びます。音ゲーの難易度は簡単・普通・難しいから選択(こちらはゲーム開始時に選んだ難易度とは異なります。コンサートの度設定可能)。
    音ゲー終了時にマエストロフィールド(MF)が使えると、MFを使用した(演奏画面で「OK」と表示された)キャラの好感度とBPを拾うことができます。
    また、音ゲーが苦手な場合は要素そのものをスキップすることも可能です。
    (※ただし、スキップしてしまうとBP・好感度の回収はできません)

    ●コンサート計画

    <恋愛イベント>
    2通りのパラメータがあり、それにより発生するイベント、エンディングが変わります(各MAX500)。
    ①彼から主人公への思い
    ②主人公から彼への思い
    彼からの思いが強い状態でエンディングを迎えると【彼から告白され】、
    主人公から彼への思いが強い状態でエンディングを迎えると【彼に告白する】ことになります。

    前者は絶対成功しますが、後者は条件次第で失敗(※彼からの思いが200~300であれば一定確率で失敗&成功)。
    エンディングの条件を満たしたキャラが複数いる場合で、
    Aに告白してフラれ、Bからの思いが強ければ「慰めイベント」が発生。とくにスチルがある訳ではありませんが、イベントリストには載っているのでトロコンを目指すなら細かい調整が必須。

    なお同時攻略する場合は、攻略したいキャラクター(目当てをなるべく同じ学校でそろえると楽)とアンサンブルを組み、アンサンブル練習で補助アイテムを使うのがお勧め。


    【ストーリー】
    <<主軸>>
    夏のアンサンブルコンクールで頂点に輝いた主人公は、仲間との絆を深めながら年越コンサート(ジルベスターコンサート)の成功のため奔走することになる。
    シミュレーションゲームなので、”物語”というほどのストーリーはありません。
    ”誰かと恋仲になってジルベスターコンサートを成功させる”ことが目的であり、それが全てだから、ですね。

    <<恋愛要素>>
    ストーリーという点で目新しさがないので、面白みはこの「恋愛要素」に収縮されています。
    主人公が彼を思いやる選択をすると「彼への思い」が上昇し、
    彼が好ましく思うような行動を選択すると「彼からの思い」が上昇します。
    キャラや状況によって天然な行動を取ったり、毅然とした態度を取ったり、自由奔放に振る舞ってみたりすることでパラメーターが上昇していくのは妙な達成感(納得感?)があります。この辺りの見極めが非常に面白いです。

    また、恋愛段階によって彼からのリアクションにも変化が出てくるので、「親しくなっている感」や「落としている感」は存分に味わえます。
    例えば、独占欲の強い東金なら彼が嫉妬をする姿を見ることができたり、
    普段から甘い言葉をくれる大地なら、自分の言葉が意図したように主人公に伝わらなくてやきもきしている姿が見れたり、
    朴念仁な律が主人公への愛情を垂れ流しにしていたり。

    自分の行動や選択肢で目覚ましく二人の関係が変化していき、それが一定であり続け、デートだったり、甘い言葉だったりで補完されていくのは、実際に恋をしていく姿を見守っているようで、とても可愛らしく見えるし、甘酸っぱくてトキメキに溢れています。


    【その他】
    スチルの塗りや絵柄は一長一短な気がします。
    線が細い方が繊細で綺麗に見えるのは確かなんだけど、CGの塗りや背景の書き込みはあった方が個人的には好き。
    なので、全般的には前作までのが好きなんですけど、今作のスチルも大量に写真保存したので結局は今作のも嫌いじゃないんだなぁ…と思ったり。

    立ち絵の豊富さや目パチ・口パクの綺麗さはさすがネオロマ。
    どんなに他社の絵が綺麗だろうと、この辺りの技術と作りこみはダントツ一番クオリティが高いと思います。
    キャラのポーズや表情がコロコロと変わり自然に目を閉じ口が動くので、見ていて飽きないというか、とても「生きている」感じがします。動きがあった方が画面としても華やかですしね。


    【感想】
    「コルダ」は本当に爽やかで淡い青春に溢れていて、いつ遊んでも幸せな気持ちにさせてくれます。

    全てのキャラクターにきっちりとカッコいい部分、可愛らしい部分、ツッコミを入れたくなる部分、ダメな部分があり、魅力的にキャラクターを演出してくれている。
    また、無理のない恋愛観や過程で二人の恋が綴られるので、一緒になって応援したくなるような、彼が一喜一憂する姿にときめいてしまうような、主人公と一緒になって「彼がかっこいい!!」と思わせられるような、そんな仕掛けがきちんとされていて、きっちりと「恋愛を楽しむ作品」に仕上がっていると思います。

    私は”ゲーム性”が結構好きで、あの手この手で目標を達成していく事にハマってプレイしました。
    とくに、トロフィーで「横アリ満席」があるのを知ってからは、恋愛そっちのけで、とりあえず横アリ満席にするのが目標(笑)
    結果として横アリ満席のトロフィーを達成したのでひとまず満足して感想を上げている訳ですが現時点でスチルも音楽も当然イベントもまったく埋まっていません。…どうしたものか。(笑)

    とはいえ、この作品、短期間でサクサク遊んだり、まとめてプレイしたり、感情を強く動かされたいときに遊ぶ作品ではない気がします。
    膨大なボリュームを誇り、やりこみ要素が多い今作は時間をかけて遊ぶべき作品で、
    それこそ「頭を使うことに疲れた」、「展開に飽きてきた」という状況になったら一度は脇に置き、別の作品を進め、遊びたくなったらまた戻ってくる…というスタンスを取れる人、それを赦せる人に向いている気がする。

    かなり近年の乙女ゲーム流行の真逆を行く作風なので、普段ノベルゲームしか遊ばない乙女にはお勧めし辛いですが、SLGが苦手でない方や、「恋愛を楽しみたい」人には是非遊んで欲しい作品です。

  • 平日出来る事が少なくなって寂しいとか、今までのシリーズとの変更部分も多いので、不満もありましたが十分楽しめました。
    特にノベルゲにならずにきちんとゲームになっている事に対して最大の評価を。
    新密度の数値によって細々としたセリフやイベントが変わっていくし、股がけすることによっても違うイベントが見れたりするので、繰り返しプレイも楽しい。
    丁寧に作られた良作。

  • 難易度が高くなってませんか!?
    スケジューリングが難しくきつい。

    しかし秋・冬の新鮮さはなかなかよかった。

  • さらりとプレイしてはみたのですが、難易度『やさしい』では見ることのできないイベントがあったり。
    これまでのシリーズよりシステムは快適にはなりましたが、イベント収集が面倒になった…という印象。
    新キャラより、3のサブキャラを普通に攻略対象にしてほしかった…。

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