記憶屋 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 : 織守きょうや

• KADOKAWA (2015年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[a9257385さんの感想 · 2023年8月29日]

消したい記憶を消してくれるという“記憶屋”。途中までの感じと最後で思っていたのと違った。消化不良なところがあるけど、続編があるようなのでそちらで明かされるのかな？

[ToToさんの感想 · 2022年8月27日]

初めて読む作家さんの本。これまた面白い作品に出会えた。記憶を消す「記憶屋」の正体を探すという内容。シリーズがあるみたいなのでそれも楽しみ！

[ina-libさんの感想 · 2020年11月7日]

映画名：「記憶屋　あなたをわすれない」
監督：平川　雄一朗
主演：山田　涼介、芳根　京子
＊
　夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていましたが、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまいます。他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始めますが…。第22回日本ホラー小説大賞を受賞しました。

[chipewoさんの感想 · 2017年2月19日]

主人公の記憶屋への異常な執着と設定がなければ解決しない筋道には違和感を感じたけど、
全体的に読みやすくて面白かった。
本棚に登録してみて知ったけど、続編があるみたい。
次の物語の主人公が同じ人なのかどうか知りたい。
同じ人ならいったいどんな風に話が展開していくのか興味がある。

[emuparさんの感想 · 2016年5月31日]

登場人物の誰に対しても感情移入しづらかったので、行動に説得力が感じられず、違和感を感じたまま、想定通りのラストにたどり着いた。繰り返しテーマとして出てくるのは「記憶」を消すことの是非だった気がするけれど、それ自体もなんだかボヤけた印象。ホラーでもエンタテイメントでもない。ラノベらしい読みやすさ。

[masahi-6さんの感想 · 2015年11月8日]

記憶を消しちゃう”記憶屋”を追う人達のお話し。
記憶に対する考え方が多いせいか、
読むスピードが遅かった。。。

[natsu さんの感想 · 2024年2月7日]

シリーズがあるみたいだけど、もういいかな。
記憶を消せるなら、という仮定としては面白いのか。
認知症の祖母のことを思い出したけど、存在を忘れられるというのは切ないもの。一方で消したい記憶というものもあるよね。医療行為が進んでいったらこういうことも可能になるかも。

[mew940さんの感想 · 2023年8月30日]

織守きょうやの作品で未読だったので購入。主人公の押しつけがましい正義感と察しの悪さににかなりイラっとさせられた。続編もまとめ買いしているが、この終わり方でどう続くのかが気になる。

[外骨格さんの感想 · 2019年3月9日]

よくない予感が的中した

著者プロフィール

1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『記憶屋』は、シリーズ累計35万部を超えるベストセラーとなる。その他の著作に『SHELTER／CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『301号室の聖者』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』がある。